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| 2. IDライフサイクル管理の自動化 | ||||||||||||
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ID管理基盤をディレクトリサービスで構築した上で、次のステップとして複数の業務アプリケーションやプラットフォーム間のユーザIDに関するライフサイクルのプロセスを自動化し、監査機能や監査証跡の作成を可能とする「IDライフサイクル管理」を実現します。 このID管理の主要機能をつかさどるのが「Oracle Identity Manager」です。Oracle Identity Managerの主要機能は以下の通りとなります(表3)。
表3:Oracle Identity Managerの主な機能
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| 3. セキュアな業務連携のためのユーザアクセス管理 | ||||||||||||
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1と2で統合的なID管理基盤とIDライフサイクル管理が実現できました。 さらにユーザの利便性向上とセキュリティ向上を目的に、Webのシングルサインオンやユーザのセルフサービス(パスワード変更やセルフ登録)、ユーザプロビジョニングといった機能をOracle Access Managerで実現します。Oracle Access Managerの主要機能は以下の通りです(表4)。
表4:Oracle Access Managerの主な機能 |
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| まとめ | ||||||||||||
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企業運営にとっていまやシステムは非常に重要なものとなっており、規制遵守を求められる今日では特に包括的なセキュリティ対策は必須です。ID管理ソリューションは、企業がシステムへのアクセスをコントロールし、規制に準拠する上で大きな役割を果たします。 同時にセキュアなシステムを基盤とした業務プロセスでは、事故もしくは故意による情報の紛失や漏洩による不測の事態の発生が抑えられ、そこからの復旧コスト削減が実現できるだけでなく、従業員は安心して業務を進められ、経営者はコンプライアンス対応への心理的な負担が軽減されるでしょう。 さらに必要な情報に対する統制の取れたアクセスの実現により、企業全体での情報活用度が増し、その結果、生産性の向上が期待できます。加えて柔軟性の高いID統合基盤により新規アプリケーションとの迅速な連携が実現できるでしょう。 さて、次回は「IT Integration」を支えるシステム基盤としてGRIDについて紹介していきます。 |
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