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どこで使える、そのSaaS?
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第3回:カスタマイズやアプリケーション構築が可能な「Salesforce」

編者:シンクイット編集部
協力:セールスフォース・ドットコム   2007/10/16
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ビジネスの変化に合わせられる柔軟性

   Salesforceが手がける分野における既存のパッケージ製品では「カスタマイズ要求にスピーディに対応できない」や「営業マンが使ってくれない」といった課題が起こりがちであった。Salesforceはこのような課題を、カスタマイズ性や年3回のペースで行われるバージョンアップなどのスピードと柔軟性を持つことによって解決している。

   また「既存パッケージソフトウェアから移行したい」というユーザに対してのサポートも充実している。Salesforceに用意された「インポートウィザード」では、Outlookから直接データのインポートが行えるほか、CSV(カンマ区切り)ファイルからの読み込みにも対応する(図3)。
インポートウィザード画面
図3:インポートウィザード画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   この機能はシステム管理者だけでなく一般ユーザでも利用可能で、Microsoft ExcelやAccessといったCSV形式で保存可能なアプリケーションともデータを共用できる。

   またWindows Mobile機器に対応したアプリケーション「Offline Edition」も提供している。このOffline Editionでは、モバイル端末の「ブリーフケース」内にデータを格納し、Salesforceと同様のインターフェースを使って管理を行うことが可能だ(図4)。

Offline Edition画面
図4:Offline Edition画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   端末に格納したデータは、インターネット再接続時に同期を取ることで差分アップデートされる。住所やカレンダーデータをSalesforceとモバイル端末間で同期させることもできる。

   このほか、導入/稼動を支援するための「導入支援サービス」も用意する。


   こちらのサービスでは、データ移行やカスタマイズ、エンドユーザトレーニングなどを提供している。

株式会社セールスフォース・ドットコム
マーケティング部
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第3回:カスタマイズやアプリケーション構築が可能な「Salesforce」
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ビジネスの変化に合わせられる柔軟性