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どこで使える、そのSaaS? |
第5回:Human Resource Management SaaS「Lacrasio」
編者:シンクイット編集部 協力:ラクラス 2007/10/19
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Lacrasioのコンポーネント
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Lacrasioは、SaaSとしてすでに20社以上の企業に対して2年以上の稼動実績を持つ、日本初の「HRM SaaS(Human Resource Management SaaS)」である。以下の図4は、構成するコンポーネントだ。
図4:Lacrasioを構成するコンポーネント (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
「Lacrasio SaaS」と「Lacrasio +DB」では、図4の中段左/中央に表示されるWebワークフローと人事情報データベースが、企業ごとに個別のカスタマイズを施されたSaaSとして提供される。
サービスを安定して提供するために必要な、設備や回線、セキュリティ、ログ管理、アクセス管理、バックアップなどもすべて含まれた形で提供されており、99.9%以上の実績稼働率を備えている。
「Lacrasio +BPO」は上記に加え、中段右の給与計算システムおよび、これらのシステムを用いた人的サービスが提供される(表6)。
- 人事情報管理
- 給与計算業務
- 外部機関への届け出
- 従業員向けのコールセンター
- システムの運用管理業務
表6:Lacrasio +BPOが提供する人的サービス
つまりこれらを一括して提供する「BPO(Business Process Outsourcing)」サービスとなる。
さらに、多くの子会社群を抱える企業グループに対しては、Lacrasioが持つ仕組みとビジネスモデルをコンサルティングと共に提供する。これは、グループ統合人事情報システムの構築と、給与計算業務の集中処理による効率化を目的とする「SSC(Shared Service Center)」向けのソリューションだ。
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リプレースのターゲット
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Lacrasioが既存のパッケージからのリプレースを期待する対象は以下の表7のようになる。
- 人事情報データベース・ワークフローソフトの導入またはリプレースを検討中の企業
- 人事情報管理/給与計算などのアウトソーシングの導入またはリプレースを検討中の企業
- 多くのグループ企業を管理する人事シェアードサービスセンター
表7:リプレースを期待するターゲット
パッケージソフトを購入し人事インフラを構築し運用する業務は、人事部にとっては単なる負荷であって本業ではない。カスタマイズからデータ移行まで、コンサルティングと作業実務を提供するLacrasioをを利用することで、企業はこれらの負荷から解放される。
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