TOP>キャリアアップ> 検索エンジン開発に必要なモノとは? ThinkITが分析する 優良企業の見える化 第2回:検索結果を見える化する「マーズフラッグ」 2006/6/12 前のページ 1 2 3 次のページ 株式会社 マーズフラッグ代表取締役社長武井 信也氏 学生時代よりプログラミングに魅力を感じ、多くの言語を経験する。イベント会社を経て現職。 社長のデスクにはノートPCを含めて3台のディスプレイがある。武井氏は少しでも多くの情報を得ることで自分の能力を最大限に発揮している。 先ほどの話とやや重複しますが、検索エンジンを作ることが、資格やスキルだけでは計り切れないことを、すべてのスタッフがわかっている点ですね。このあたりは入社後に学ぶケースも多いのですが、入社以前から理解しているという者もいます。実際、あるスタッフなどは面接時の履歴書には保有資格などを一切書いておらず、入社後にその資格を持っていることが判明して、驚かされたこともあるほどです。 「なぜ資格を持っていることを面接で言わなかったの?」と尋ねた時の答えがまたユニークで、「いや、カッコ悪いかなと思ったもので」とのことでした。過去に得た資格やスキルではなく、現在の自分をそのままさらけ出すことがクールだという考え方なんですね。 このあたりは私自身も共感するものがあって、それが同じ価値観を持つ者をスタッフとして集めるという結果に繋がったのだと思います。 一般的なソフトウェアハウスと共通する魅力は多いですね。私服勤務OK、冷蔵庫の中に正体不明のドリンクを常備しておいてもOK(危険物は困りますが)、プログラムを書きながらヘッドホンで音楽を聴いている社員もいます。とにかくTPOさえ守られていて、仕事で結果をだせていれば、生活に関する細かい縛りがないのが当社です。その他に生活の面で面白いのは、新宿の真ん中に拠点を構えている点ですね。これは渋谷方面に進出して、そこから儲かれば六本木ヒルズあたりに拠点を移す企業にしてみれば、ちょっと考えにくい発想かもしれません。 次のページでは、「武井氏の魅力」を見える化 >> 前のページ 1 2 3 次のページ INDEX 第2回:検索結果を見える化する「マーズフラッグ」 検索エンジン「MARS FLAG」とは? 検索エンジン開発に必要なモノとは? ご自身のキャリアを教えてください ThinkITが分析する 優良企業の見える化 第1回 見える化を推進するハイレベルな技術者集団「豆蔵」 第2回 検索結果を見える化する「マーズフラッグ」 第3回 blogと検索を軸に「革新的なサービス」を見える化する「ドリコム」 第4回 「顧客企業が本当にして欲しいこと」を見える化する「エルテックス」 第5回 「ユビキタスとは何か」ということを見える化する「ビートラステッド・ジャパン」 第6回 データベースだけではなく「次世代の企業システム」を見える化する「日本オラクル」 第7回 オフィスは見えるがスタッフの姿は見えず「Oracle専門サービス業」を生業とする「アゲハ」 第8回 「システムの現場」を見える化する「ウルシステムズ」 第9回 「検索ポータルの舞台裏」を見える化する「Google」 第10回 「マイクロソフトソリューション」を見える化する「アバナード」 第11回 「ユーザフレンドリーな検索」を見える化する「Baidu(百度)」 第12回 「社員のスキルアップ」を見える化する「ニスコム」 第13回 企業ビジネスから顧客の望みを見える化する「オージス総研」 第14回 顧客視点のサービスを見える化する「ピーエスシー」