TOP>キャリアアップ> ご自身のキャリアを教えてくださいThinkITが分析する 優良企業の見える化第2回:検索結果を見える化する「マーズフラッグ」2006/6/12前のページ 1 2 3株式会社 マーズフラッグ代表取締役社長武井 信也氏学生時代よりプログラミングに魅力を感じ、多くの言語を経験する。イベント会社を経て現職。武井氏は検索情報を基にした某番組に出演したことがあり、その時に新しい検索エンジンとしてマーズフラッグが注目されたという。 私のプロフィールを見た方によくいわれるのが、「イベント屋さんですね」という言葉です。確かに大学時代にテレビ局のスタジオゲーム制作に参加したり、イベント制作会社でモーターショーのイベント企画にタッチした履歴を見れば、そう思うのも無理はないと思います。 ただ、これはあまりピンとこないかもしれませんが、実はイベントの世界はコンピュータと関わるシーンが非常に多い業界であることも事実です。例えば、私が1994年にイベントに関わった時、すでにコンピュータによって制御される環境になっていました。 モーターショーなどで大手自動車メーカーがイベントを行う場合、その予算が時には数億円単位というのはよくある話です。そのうちコンピュータ制御機器類、ソフトウェアの予算が半分を占め、数日間のイベント終了後は完全撤収ということもよくあることでした。 そういう意味では、当時、コンピュータを使用して一番大きく予算を使えて、自由な表現ができたのは、イベント業界だったといえるかもしれません。1980年代から1996年くらいまでのいわゆるイベントバブル時には、羽振りのよかったゲーム業界でも、なかなかここまでお金は使えなかったと思います。 そうした経験をした私が検索エンジンの開発と向き合うようになったのは、少々奇異と捉えられるかもしれませんが、自然な流れでもありました。イベントの機器制御の世界は、当時最先端のリアルタイムネットワーク制御の分野の技術であり、数百の機器を複雑なネットワークを用いて映像・音楽にあわせて同期させる必要がありました。 シリアル通信、パラレル通信、TCP/IP、アークネットやMIDIまで含めると大変楽しいネットワークプログラムだったわけです。その頃はパソコンも普及していませんでしたが、パソコンをとりまくネットワークといえばパソコン通信がメインで、リアルタイムな多対多の通信が体験できる世界は、ネットワーク・プログラム・エンターテイメントの軸として、現在の「見える!検索エンジン」の事業と重なる部分も多いものです。 コンピュータを抜きにしても、前職でのイベントの仕事そのものも大好きだったので,もし子どものころにコンピュータと触れ合わず、学生時代にネットワークの魅力に気付いていなかったら、今でもイベントプロデューサーとして、大手広告代理店あたりをクライアントに走り回っていたかもしれませんね。 私のこれまでの人生評価については、「100点満点」をあげたいと思います。ここで満点をつけるとその先の成長がないといわれてしまうかもしれませんが、あくまでも現時点での評価です。前職の時に企業の上場を目の当たりにし、20代での起業も経験、さらに若い人たちで構成された起業家集団の中に踏み込むことで大きな刺激を得て、自分の思い描いたブランドを世に送り出すこともできました。 ここまですべて予定通りにきていますから、100点満点をあげたいのです。ただ、この100点は今日の100点であっても、明日、明後日も 100点とは限りません。そのため、明日、明後日の100点を目指して、今いるスタッフと一緒に、私も次のステップに踏み出さなければいけないのです。そのステップとは、株式会社マーズフラッグを上場させることです。前のページ 1 2 3INDEX第2回:検索結果を見える化する「マーズフラッグ」 検索エンジン「MARS FLAG」とは? 検索エンジン開発に必要なモノとは?ご自身のキャリアを教えてくださいThinkITが分析する 優良企業の見える化第1回見える化を推進するハイレベルな技術者集団「豆蔵」第2回検索結果を見える化する「マーズフラッグ」第3回blogと検索を軸に「革新的なサービス」を見える化する「ドリコム」第4回「顧客企業が本当にして欲しいこと」を見える化する「エルテックス」第5回「ユビキタスとは何か」ということを見える化する「ビートラステッド・ジャパン」第6回データベースだけではなく「次世代の企業システム」を見える化する「日本オラクル」第7回オフィスは見えるがスタッフの姿は見えず「Oracle専門サービス業」を生業とする「アゲハ」第8回「システムの現場」を見える化する「ウルシステムズ」第9回「検索ポータルの舞台裏」を見える化する「Google」第10回「マイクロソフトソリューション」を見える化する「アバナード」第11回「ユーザフレンドリーな検索」を見える化する「Baidu(百度)」第12回「社員のスキルアップ」を見える化する「ニスコム」第13回企業ビジネスから顧客の望みを見える化する「オージス総研」第14回顧客視点のサービスを見える化する「ピーエスシー」