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| クロスサイト・スクリプティング | ||||||||||||
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Webアプリケーションの中には、検索のキーワードや個人情報登録時の確認画面、掲示板、Webのログ統計画面など、利用者からの入力内容やHTTPヘッダの情報を処理し、Webページとして出力するものがあります。 ここで、Webページへの出力処理に問題がある場合、そのWebページにスクリプトを混入されてしまう恐れがあります。この問題を悪用した攻撃手法の1つに、「クロスサイト・スクリプティング」があります。クロスサイト・スクリプティングの影響は、Webサイト自身にではなく、そのWebサイトのページを閲覧している利用者におよびます。 Webアプリケーションにスクリプトを混入可能な脆弱性がある場合、これを悪用した攻撃により、利用者のブラウザ上で不正なスクリプトが実行されてしまう可能性があります。 クロスサイト・スクリプティングへの対策を、Webアプリケーションの仕様に合わせて示します。まず、Webアプリケーションの仕様として、「HTMLテキストの入力を許可するかどうか」を確認してください。 例えば、掲示板やブログのようなWebサイトでは、利用者が入力文字の色やサイズを変更したり、画像を挿入したりできる機能を実装するために、HTMLテキストの入力を許可する場合があるかもしれません。 一方、検索サイトや個人情報の登録フォームのようなWebページでは、多くの場合、HTMLテキストの入力を許可する必要はありません。Webアプリケーションの仕様に合わせ、次の内容をご検討ください。 |
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| HTMLテキストの入力を許可しない場合 | ||||||||||||
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まずは「HTMLテキストの入力を許可しない場合」について解説します。 |
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| 根本的解決 | ||||||||||||
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根本的解決には表1にあげた4つがあります。
表1:根本的解決 それではそれぞれについて解説していきます。 |
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安全なウェブサイトの作り方 - ウェブアプリケーションのセキュリティ実装とウェブサイトの安全性向上のための取り組み 2006年1月31日にIPAは、ウェブサイト運営者がウェブサイト上で発生しうる問題に対して、適切な対策ができるようにするため、「安全なウェブサイトの作り方」を取りまとめ公開いたしました。 本記事は、その報告書の転載です。詳しい内容に関しましては、以下のURLをご参照ください。 安全なウェブサイトの作り方 http://www.ipa.go.jp/security/vuln/documents/2005/website_security.pdf 脆弱性関連情報に関する届出について http://www.ipa.go.jp/security/vuln/report/index.html IPA(独立行政法人情報処理推進機構) http://www.ipa.go.jp/index.html IPA/ISEC(独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンター) http://www.ipa.go.jp/security/index.html |
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