関数型Linuxディストリビューション「NixOS 26.05」リリース ─ systemd stage 1を既定化

GNOME 50、GCC 15採用、2万件以上の新規パッケージを追加

6月1日 22:19

 NixOS Projectは5月30日(現地時間)、Linuxディストリビューション「NixOS 26.05」をリリースした。

 NixOSは、Nixパッケージマネージャの上に構築され、宣言的にパッケージを扱うLinuxディストリビューション。「Purely Functional(純粋関数型)」であることが特徴になっている。設定やパッケージ管理、システムの自動化などを宣言的に管理することができることが大きな特徴で、他のLinuxシステムやmacOSで使用できるパッケージのセットでもある。

 「NixOS 26.05」は、2026年12月31日までバグ修正およびセキュリティ更新が提供される。旧リリースのNixOS 25.11 “Xantusia” は非推奨となり、2026年6月30日にサポート終了を迎える。

 「NixOS 26.05」のハイライトは次の通り。
〇stage 1(initrd)でsystemdを既定化
〇GNOME 50 “Tokyo”を採用
〇GCC 15を採用、LLVMは21を維持
〇x86_64-darwinサポートを本リリースで終了予定
〇20,442個の新規パッケージ追加、20,641個の既存パッケージ更新、17,532個の古いパッケージ削除
など。

 今回のリリースでは、initrdに相当するstage 1が既定でsystemdベースとなった。従来のスクリプトベース実装は非推奨となり、NixOS 26.11で削除予定となっている。

 デスクトップ環境ではGNOME 50が採用され、アクセシビリティやディスプレイ処理などの改善が行われている。

 「NixOS 26.05」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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