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13年間のノウハウと柔軟なサポートサービス - ProActive

2006年5月23日(火)
大八木 智

「ProActive E2」の提供サービス - インプリから定着・活用まで

「ProActive E2」では導入決定からサービスイン、さらにはその後の定着・活用までをワンストップで提供するサービス体制を整えている(図3)。

まずサービスインまでの導入支援サービスについてだが、これは従来の「ProActive」の導入から得たノウハウを「ProAdvance」という導入手法にまとめている。この導入手法に基づいて導入するため、本番稼動までを確実にサポートすることができる。

また昨今、連結経営強化のために「グループ企業内の会計システム統一」を実施する企業が増えてきているが、このケースについても前述の 「ProAdvance」をベースに、独自の導入方法論を作成している。導入のキックオフからサービスインまでを完全にサポートし、多くの企業グループで 導入されている。

サービス概要
図3:サービス概要
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

「カフェテリア式」運用サポート

次にシステムがサービスインした後の保守サポートであるが、「ProActive E2」では「運用サービス」という名称で、導入企業各社へ提供している。

サポートメニューにはTCO削減や運用コストの有効活用を目的に「カフェテリア式」を採用している。基本的なサポートメニューは最小限とし、それに プラスアルファの要素は必要なものをチョイスして、お客様のその時々にマッチしたサポートメニューを自由に組み立てられるように工夫している。

例えば導入初年度は多くの質問を行ったり、オンサイトでのサポートサービスが必要という場合は、手厚いサポートサービスを構成する。操作に慣れてきた2年目では、ヘルプデスクへの質問に重点を置いたサービスメニューを構築する。

3年目以降では「ProActive E2」の習熟度が上がってくるため、ヘルプデスクの利用頻度を下げその費用をシステム監視サービスなど他のサービス利用にあてることもできる。

このように、需要に応じた最適なサービスメニューを提供することで、ERPパッケージに対するTCOを最大限に削減することができるサービスを「ProActive E2」では用意している(図4)。

運用サービス組み合わせ例
図4:運用サービス組み合わせ例
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

住商情報システム株式会社

1999年に住商情報システムへ入社後、中堅企業向けERPパッケージ「ProActive」の顧客への導入 サポートサービス部門へ配属され、会計・人事を中心に約50社の顧客への導入に携わる。2003年からは同製品のマーケティングスタッフとして、主に製品 のマーケティング&コミュニケーション業務を担当している。

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