サーバの導入プロセス
2006年7月12日(水)
システムの入れ替え予定の企業多し、理由は現在のシステムに問題を感じたため
図2は、サーバを導入する目的を示したグラフである。
導入予定の要因となるのは「システムの入れ替え」のためが最も多く32.7%を占めた。低価格化やスペック不足などの要因も手伝って、現在のシステ ムに問題ありと考えている企業が多いことがわかる。次いで「基幹業務の統合(ERP)・データ一元化」が30.5%となっており、昨年に比較すると約5ポ イント上昇している。
また社内情報系の整備目的である「グループウェアなどで社内のコミュニケーション強化」が24.9%となっている。「NTから2003などへのアップグレード」が21.9%で昨年に比べ約8ポイント大きなダウンだ。
逆に低いのが「直接販売・営業に役立つ」「経営の意思決定に役立つ」「CRM活用」などの戦略的な活用を目的とした導入要因が少ないのが目立つ。特に「CRM」は2.6%と大きくポイントを落とした。ここが実は大きな課題としてくすぶっているところだ。
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。