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| UbuntuではじめるLAMPサーバ | ||||||||||
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今回は、Ubuntu ServerにApacheとMySQL、PHPをインストールし、LAMPサーバを構築する手順を解説します。まずはじめに、Ubuntu ServerをインストールしたPCに固定アドレスを割り当てましょう。 Ubuntu ServerをDHCPサーバが動作しているネットワークに接続した状態のPCにインストールすると、自動的にIPアドレスをDHCPサーバから取得する設定でインストールが完了します。 この状態では、起動しなおすたびにIPアドレスが変わってしまいサーバとしては不便です。そこでLAMPサーバを構築する前に固定アドレスを設定しましょう。なお、オフィスなどのLANで固定のIPアドレスを設定する場合、事前にネットワーク管理者に許可をもらってから作業を行って下さい。 Ubuntu Serverでは「/etc/network/interfaces」にネットワークの設定が記述されています。リスト1は、DHCPサーバからアドレスを取得する設定となっている場合の例です。
リスト1:DHCPサーバからアドレスを取得するinterfacesの例
# The loopback network interface
リスト2:sudoでエディタを実行
$ sudo nano /etc/network/interfaces
リスト3:固定アドレスを割り当てたinterfaces
# The loopback network interface
リスト4:ネットワーク設定の更新
$ sudo /etc/init.d/networking restart
リスト5:ネットワークの状況を確認 リスト6:resolv.confの例
search example.com ← ホスト名だけが指定されたときに付加するドメイン名
この設定を変更し、固定アドレスで運用するようにします。ここでは、IPアドレスを「10.0.2.5」、ネットマスクを「255.255.255.0」、ゲートウェイを「10.0.2.2」として設定します。実際にどういった値を設定すべきかについては、接続しているネットワークに応じて判断してください。 このファイルの編集には管理者権限が必要なため、リスト2のようにsudoを使ってエディタを実行し、リスト3のようにinterfacesの内容を修正します。編集が終了したらリスト4のコマンドでネットワーク設定を更新してください。 その後、リスト5のコマンドを実行し、interfacesファイルに書いたアドレスがリスト6のように設定されていることを確認してください。 最後に「/etc/resolv.conf」の内容を確認します。DHCPサーバから取得したネームサーバのアドレスが記載されていれば、多くの場合そのままで問題ありません。リスト6は、resolv.confファイルの一例です。 |
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