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カーソル処理
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カーソルの宣言は、単純にCURSOR句とカーソル名の順番を入れ替えればOKです。
Oracleのカーソル宣言(DECLAREブロック中で)
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CURSOR C1 IS SELECT ... ;
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PostgreSQLのカーソル宣言(DECLAREブロック中で)
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C1 CURSOR IS SELECT ... ;
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カーソル属性
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Oracleには、次のカーソル属性があります。
- %FOUND
- %ISOPEN
- %NOTFOUND
- %ROWCOUNT
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PostgreSQLには、%FOUND属性に相当するFOUND変数があります。%NOTFOUND属性は、FOUND変数の否定、つまりNOT FOUNDとして擬似的にサポートされます。%ISOPENおよび%ROWCOUNTについては、サポートされていませんが、等価な変数を用意すれば擬似的に対応は可能です。
また、PostgreSQLのFOUND変数は、すべてのカーソルで共通な特殊変数として実装されています。どの時点でもNULLや例外にはならず、表6にあるようなOracleのFOUND属性の振る舞いと異なりますので注意が必要です。
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表6:Oracleにおけるカーソル属性の振る舞い (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大表示します)
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また、PostgreSQLのFOUND変数は、どのカーソルかに関係なく、常に直前のフェッチに対する結果を示します。そのため、複数のカーソルを同時に開いているときは、FOUND変数がどのカーソルのフェッチ結果を示しているのかに注意する必要があります。
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書籍紹介 まるごと PostgreSQL! Vol.1
日本での市場シェアNo.1(オープンソースRDBMS部門)データベースソフトPostgreSQLの最新情報を、開発メンバーを含む豪華執筆陣が多面的かつ詳細に解説します。PostgreSQL用クラスタリング/レプリケーションソフト、PostgreSQL⇔Oracle移行、PostgreSQLによる大規模サイト構築法、新バージョンPostgreSQL 8.0先行レビュー、PostgreSQL用.NETデータプロバイダ等々、他では読めない貴重な記事が満載です。
発売日:2004/12/08発売
定価:\1,890(本体 \1,800+税)
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著者プロフィール
奥畑 裕樹(OKUHATA, Hiroki)
Javaとオープンソース技術を得意とする技術コンサルタント。最近のテーマは、ソフトウェア開発の全体最適をはかること。気が付けば、10才のときにプログラミングを始めて以来、常に何かを作っている…。
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