「KDE Plasma 6.7.0」リリース ─ 画面ごとの仮想デスクトップに対応

新テーマシステム「Union」の技術プレビュー、HDRとICCプロファイルの併用など

6月22日 21:42

 KDEは6月16日(現地時間)、デスクトップ環境「KDE Plasma 6.7.0」をリリースした。

 「KDE Plasma」は、LinuxやUNIX系OS向けのオープンソースデスクトップ環境。柔軟なカスタマイズ機能を備え、アプリケーションランチャー、ウィジェット、システム設定、ウィンドウ管理など、デスクトップの利用に必要な機能を提供する。

 「KDE Plasma 6.7.0」では、マルチディスプレイ環境で画面ごとに仮想デスクトップを管理する機能、新しいテーマシステム「Union」の技術プレビュー、印刷機能やソフトウェア管理機能の改善など、多数の新機能が追加されている。

 「KDE Plasma 6.7.0」のハイライトは次の通り。
〇画面ごとの仮想デスクトップに対応
〇マイクの入力音量を確認するテスト機能を追加
〇仮想キーボードでキーの長押しによる特殊文字入力に対応
〇ライト/ダークのグローバルテーマを切り替えるトグルを追加
〇FlatpakアプリなどのBackground Appsをシステムトレイに表示
〇Windowsネットワーク上の共有プリンタへの接続を改善
〇新しい印刷キュー管理ツールを追加
〇新テーマシステム「Union」の技術プレビューを追加
〇ICCプロファイルによる色管理とHDRの同時利用に対応
〇OxygenおよびAirテーマを刷新
〇Discoverのアプリ表示やソフトウェア管理機能を改善
〇Waylandプロトコルおよびポータルの対応を拡充
など。

 画面ごとの仮想デスクトップでは、複数のディスプレイを使用する環境で、それぞれの画面の仮想デスクトップを個別に切り替えられるようになった。

 Overview画面では、マウスホイールまたはPage Up/Page Downキーによる仮想デスクトップの切り替えをサポートした。アプリケーションランチャーでは、アプリをドラッグ&ドロップしてお気に入りへ追加したり、お気に入りから削除したりできるようになっている。

 システムトレイでは、Flatpakアプリなどで利用される新しいBackground Appsの仕組みに対応した。バックグラウンドで動作しているアプリを、従来のシステムトレイ項目とあわせて確認できる。

 「KDE Plasma 6.7.0」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
KDE Plasma 6.7リリースアナウンス

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