「BIND 9」にサービス停止となる脆弱性、修正版がリリース
2016年9月30日(金)
DNSサーバBINDに、深刻度「高(High)」となる脆弱性が発見された。この脆弱性は、CVE-2016-2776にて指摘されている。
この脆弱性は、実装上の不具合により、namedに対する外部からのサービス不能(DoS)攻撃が可能となることに起因し、悪用されると、提供者が意図しないサービスの停止が発生する可能性がある。
対象となるバージョンは、ISC BIND 9.0.x以降の全バージョン。
ISCは、この脆弱性を修正した「BIND 9.9.9-P3」「BIND 9.10.4-P3」をリリース。ユーザは早期のアップグレードが推奨される。なお、BIND 9.8系列およびそれ以前の系列はサポート終了となっているため、系列のアップグレードが推奨される。
修正されたバージョンのISC BINDおよびISC DHCPは、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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JPRSによるアナウンス
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