ノベル、ARMアーキテクチャ向け「SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 2」を発表
2016年11月23日(水)
ノベルは11月21日、エンタープライズ向けLinuxディストリビューション「SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 2」を発表した。
「SUSE Linux Enterprise」は、エンタープライズ向けに、大規模用途にも耐えうる高信頼性とセキュリティを実現することを目標に開発されているLinuxディストリビューション。
「SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 2」では、Open vSwitchとDPDKを融合させたソフトウェア定義型ネットワーキングによってパケット処理能力を10倍に向上させたほか、SAPアプリケーションの導入期間を短縮し、SAP HANAのチューニングによってパフォーマンスを発揮でき、回復力とセキュリティを高めたSAP環境が構築できるようになった。また、データを数秒以内に保存し、再起動時に即座に利用可能な状態とする統合NVDIMMを使用した永続システムメモリにより、ダウンタイムを削減し、I/Oパフォーマンスを向上させた。その他にも複数の機能変更が施されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- ノベル、ARMアーキテクチャ向け「SUSE Linux Enterprise Server for ARM」を発表
- ノベル、「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」の最新版を発表
- SUSE、最新のSUSE Linuxの状況等を解説。マイクロソフトからの支援も
- SUSE、SAP HANAにおいてHA機能を実現
- エンタープライズLinuxを目指すSUSE、Red Hatとの違いを強調
- ノベル、分散ストレージ技術Cephに対応した「SUSE Cloud 4」を提供開始
- エンタープライズサーバOSの機能を見る(1) SUSE LINUX編
- SUSE、プライベートクラウドソリューション「SUSE Cloud」に高可用性機能を提供
- RHELとSLESとの各種スペック比較
- エンタープライズサーバOS インタビュー