Red HatがLinux kernelとglibcの脆弱性に関する特設サイトを開設
2017年6月20日(火)
Red Hatは6月19日(現地時間)、Linux kernelとglibcの脆弱性に関する特設サイト「Stack Guard Page Circumvention Affecting Multiple Packages」を開設し、注意喚起を行った。
このサイトは、Linux kernelに存在する脆弱性(CVE-2017-1000364)と、glibcに存在する脆弱性(CVE-2017-1000366)に関する注意喚起のためのWebサイト。悪用されると、メモリ破損を引き起こしたり、管理者権限の不正取得を許す危険がある。
これらの脆弱性に対応した修正アップデートが各ベンダーから提供されているため、ユーザは早期のアップグレードが強く推奨される。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Stack Guard Page Circumvention Affecting Multiple Packages
その他のニュース
- 2024/11/4 Debianベースのデスクトップ向けLinuxディストリビューション「Nitrux 3.7.1」リリース
- 2024/11/4 「LibreOffice 24.2.7 Community」リリース
- 2024/11/3 Microsoft、DNSSECを利用した受信SMTP DANEの一般提供を開始
- 2024/11/1 コードエディタ「Visual Studio Code 1.95」リリース
- 2024/10/31 ブラウザAIを搭載した「Opera One R2」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Red HatがLinux kernelとglibcの脆弱性に関する特設サイトを開設
- glibcに複数の脆弱性、修正パッチがリリース
- Cライブラリ「glibc 2.39」リリース
- Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.26」リリース
- Linuxカーネルに複数の脆弱性
- 日本のLinuxセキュリティは時代遅れ!? Linuxセキュリティの最先端イベント「Linux Security Summit 2017」レポート―2日目
- Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.23」リリース
- Cライブラリglibcの最新版、「glibc 2.28」リリース
- Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.30」リリース
- Cライブラリのglibc最新版、「glibc 2.32」リリース