「Wine 4.1.0」リリース
2019年2月7日(木)
Wine HQは2月4日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 4.1.0」をリリースした。
Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。
「Wine 4.1.0」は、新しいメジャーバージョンの開発版に相当する。「Wine 4.1.0」では、Windows NT kernel spinlocksがサポートされたほか、CPU情報のレポートの精度向上、その他機能向上とバグフィクスが施されている。
「Wine 4.1.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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