バージョン管理システム「Git 2.23.0」リリース
2019年8月21日(水)
バージョン管理システムGitの最新版、「Git 2.23.0」が8月16日(現地時間)リリースされた。
Gitは、Linux kernelのソースコード管理を目的として、Linus Torvaldsらによって開発が開始された、高速の分散型バージョン管理システム。ワークディレクトリがすべてのリポジトリ履歴を持っているため、中央サーバへのアクセスを行わなくてもリビジョン間の履歴を調べることができる。
「Git 2.23.0」では、「git checkout」に代わる新しいコマンド「git switch」と「git restore」が実験的に追加されたほか、「git merge」コマンドに「–quit」オプションが追加された。また、その他にもいくつかのコマンドのオプションや挙動に変更が加わっているほか、安定性向上、バグフィクスなどが施されている。
「Git 2.23.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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リリースノート
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