「VirtualBox 6.1.14」リリース
2020年9月8日(火)
OracleのVirtualBox最新版、「VirtualBox 6.1.14」が9月4日(現地時間)リリースされた。
VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、幅広いゲストOSに対応。個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。
VirtualBoxでは、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などが可能。3Dアクセラレーションをサポートしており、64ビットゲストにも対応している。
「VirtualBox 6.1.14」では、「Linux 5.8」がサポートされ、ホストとゲストの双方でLinux 5.8をサポートした。また、Mac OS Xホスト、Windowsホストなどに関する強化がいくつか加わるなど、機能の細かな修正、および不具合の修正が施されている。
VirtualBoxはWebサイトから入手できる。非オープンソースのバイナリが含まれる「Extension Pack」は、個人利用に限り無償で利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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