サイバートラスト、小規模システム向けに CentOS のメンテナンス更新終了後の修正パッケージと日本語での技術サポート「CentOS 延長サポート LITE」を提供すると発表
サイバートラストは8月22日、小規模システム向けに CentOS のメンテナンス更新終了後の修正パッケージと日本語での技術サポート「CentOS 延長サポート LITE」を提供開始すると発表した。
「CentOS 延長サポート LITE」は、CentOS Linuxで稼働する小規模システムの運用継続を支援するサポートサービス。
「CentOS 6」および「CentOS 8」ではすでに公式なメンテナンスアップデートの提供が終了しており、「CentOS 7」については 2024年6月30日に終了する。メンテナンス更新終了後はコミュニティから修正パッケージが提供されなくなるが、「CentOS 延長サポート LITE」を導入することによって、サイバートラストから重大なバグや脆弱性に対して必要な修正パッケージを得ることができる。修正パッケージは専用のリポジトリから yumやdnfなどの従来通りの運用コマンドで入手・適用でき、CentOSを安心して継続利用できるという。
従来提供している「Linux 延長サポート for CentOS」では、1システムごとに修正パッケージを提供することによって大規模システムをコストを抑えて運用可能にすることに対して、「CentOS 延長サポート LITE」は1台から導入が可能なため、小規模システムにおいても低コストでバグやセキュリティの問題に対応し、CentOS の継続利用を実現する。
なお、今回の提供開始にあたり、CentOS 7のメンテナンス更新終了への先行対策支援として、2023年12月31日までに CentOS 7延長サポート LITE を 4年分先行購入されたユーザを対象に 1 年分の費用を無料で提供するキャンペーンを実施する。
価格は120,000円 (1台)/年(税別)
(川原 龍人/びぎねっと)
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