Rustで実装されたオープンソースのハイパーバイザー「Cloud-Hypervisor 40」リリース
2024年6月24日(月)
Cloud-Hypervisor Teamは6月16日、最新版となる「Cloud-Hypervisor 19.0」を公開した。
「Cloud-Hypervisor」は、Intelが主導するクラウドネイティブワークロード向けのLinuxハイパーバイザ。KVMまたはMicrosoft HypervisorラッパーのMSHVで動作する。Rustで実装されており、rust-vmmクレートをベースとし、低遅延、省メモリフットプリントなどの特徴を備えている。
「Cloud-Hypervisor 40.0」では、ファイル記述子でバックアップされたネットワークデバイス復元のサポート、起動時のパフォーマンスの向上、L1キャッシュの詳細がゲストVMに正しく伝播される頻度の向上、ゲストのデフォルトトポロジーでソケットではなく複数のコアが使用されるようになったことなど、さまざまな機能強化、および不具合の修正が行われている。
「Cloud-Hypervisor」は、GitHubからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
GitHub
その他のニュース
- 2024/12/16 デスクトップ環境「Xfce 4.20」リリース
- 2024/12/16 「KDE Frameworks 6.9.0」リリース
- 2024/12/15 オープンソースのライブ配信ソフトウェア「OBS Studio 31.0」リリース
- 2024/12/15 CentOS Project、「CentOS Stream 10」を発表
- 2024/12/15 オープンソースの監視ソフトウェア「Zabbix 7.2.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。