NVIDIAの「Omniverse」がメジャーアップデート、OpenUSDや生成AIに対応
先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。中でも注目すべきは、NVIDIAの「Omniverse」がメジャーアップデートされたニュースでしょう。
NVIDIAの「Omniverse」がメジャーアップデート、OpenUSDや生成AIに対応
NVIDIAが、3Dコラボレーションプラットフォーム「Omniverse」のメジャーアップデートを発表しました。今回の更新によりOpenUSDと生成AIへの対応が強化され、個人向けオープンベータ版として先行利用が可能となります。
今回の主要なアップデートは「Omniverse Kit の機能改良」と「OpenUSDに対応したAPI連携強化」の2点で、600を超える拡張機能へのアクセスや3DレンダリングのAIノイズ除去機能などが追加されました。さらに、新しい3D制作アプリや生成AIアプリも利用可能になり、OpenUSD対応により他社の生成AIツールとの相互接続も行えるようになりました。
本ニュースの詳細はこちら:
NVIDIAの「Omniverse」がメジャーアップデート、OpenUSDや生成AIに対応
https://www.moguravr.com/omniverse-3/
新型ハンドトラッキングデバイス「Leap Motion Controller 2」日本発売、個人向けにも
コーンズテクノロジーが、新型3Dハンドトラッキングセンサー「Leap Motion Controller 2」を日本で発売しました。税込価格24,200円で、法人向けECサイトで注文可能。個人向け通販も近日開始予定です。
「Leap Motion Controller 2」はUltraleapが開発するデバイスで、手の動きを赤外線カメラで撮影・解析し、細かな動きも認識可能です。新製品の発売は11年ぶりで、長らくソフトウェアアップデートを継続し、さまざまなデバイスに搭載されてきました。
本ニュースの詳細はこちら:
新型ハンドトラッキングデバイス「Leap Motion Controller 2」日本発売、個人向けにも
https://www.moguravr.com/leap-motion-controller-2-japanese-launch/
バーチャル化する土木建設:AR締固め、VR教育研修、コンクリート3Dプリンタ
土木建設業界ではXR技術の活用が目覚ましく、バーチャル化が進行しています。特に、コンクリート打設工事において、AR締固め、VR教育研修、コンクリート3Dプリンタなどの最新技術が取り入れられています。これにより、高品質な施工と効率的な作業が可能になると期待されています。
コンクリート打設工事のバーチャル化が進展しており、各工程での精度向上と労力削減が実現されています。ユアサ商事と錢高組が開発した「MRによる締固め管理システム」は振動機の位置をリアルタイムで把握します。大林組と積木製作の「VRiel」は教育研修をゲーム感覚で行えます。また日揮ホールディングスや清水建設は、3Dプリンタでコンクリートの無人化と機械化を進展させ、施工期間を従来の半分ほどに短縮しています。最新技術の導入は土木建築の品質と効率化に貢献しています。
本ニュースの詳細はこちら:
バーチャル化する土木建設:AR締固め、VR教育研修、コンクリート3Dプリンタ
https://www.moguravr.com/civil-engineering-construction-going-virtual//a>
VR×3DプロトタイピングのShapesXR、860万ドルを調達 マルチデバイス対応へ
3Dプロトタイピングツール「ShapesXR」を開発・提供するShapes社が、860万ドル(約12.3億円)の資金調達を実施しました。この資金は、今後のマルチデバイス対応などに使われる予定です。
現在Meta Quest向けに提供されている「ShapesXR」ですが、今後はApple Vision ProやPICO、Magic Leap等、他のデバイスにも対応予定です。CEOのInga Petryaevskaya氏は「3Dコンテンツ制作を真に民主化する」との意気込みを示しています。
本ニュースの詳細はこちら:
VR×3DプロトタイピングのShapesXR、860万ドルを調達 マルチデバイス対応へ
https://www.moguravr.com/shapesxr-funding/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。
連載バックナンバー
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- Appleの「Code New Worlds」はVR/ARヘッドセットのさらなる予告か? WWDC23に向け高まる期待
- Leap Motionがアップデート、トラッキング精度など強化へ
- マイクロソフトが新MR開発ツール「Azure Object Anchors」公開、トヨタらも導入
- 2つの「Leap」が着々と進める、ARヘッドセットの開発・展開
- MRデバイス「Magic Leap 2」ついに日本でもエンタープライズ向けに発売開始
- Mozilla「Hubs」が閉鎖しコミュニティ版へ/Metaのリストバンド型コントローラーは「数年以内」にリリース
- 「Meta Quest 3」がSteamシェア15%に到達/CTOが語る「Meta Quest 2」のサポート計画
- VRで5本指をトラッキング、Manus VRが新グローブ型デバイス発表
- 「Oculus Quest」がソフトウェアアップデートでハンドトラッキング追加へ
- 両目8Kの企業向け高性能VRヘッドセット「XTAL 3」が発表