AR技術の「Tango」を活用した建設現場向けアプリが登場？

今週は、ARに関するニュースが多くありました。今回取り上げたニュースの中では、グーグルのAR技術「Tango」を利用した建設現場向けのアプリの開発のニュースがあります。

AR技術は多くの企業が力を入れており、グーグルのほかにも、AR開発プラットフォーム「ARKit」を登場させたアップル、MRヘッドセットなどでARも活用しているマイクロソフトなど、名だたる大企業も参入を画策しています。

VRと関連した技術も多いAR技術の動向にも目が離せません。

VR用ジェスチャー認識技術のLeap Motion、約55億円の資金調達

VRで使えるハンドトラッキング技術を開発しているLeap Motion社は、シリーズC投資で5,000万ドルの資金調達を行いました。リードインベスターはJPモルガン アセット・マネジメントが務めています。これまでの投資額合計は9,400万ドルと、日本円にして100億円を超える規模となりました。

今回の資金調達を受けて同社は、アジアへのグローバル規模の展開を目指し、中国・上海にオフィスを開設するとのことです。

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VR用ジェスチャー認識技術を開発中のLeap Motionが約55億円の資金調達
http://www.moguravr.com/vr-leap-motion/

コマツとカヤック、AR技術の「Tango」を活用した建設現場向けのアプリを開発中

株式会社小松製作所（コマツ）が、同社のICTソリューション「スマートコンストラクション」プロジェクトの一環として、グーグルのARプラットフォーム「Tango」を用いたスマートフォンアプリの開発を進めていることが分かりました。

本アプリの制作は、面白法人カヤックが担当しています。

制作中のアプリでは、設計図の3Dデータを施工中の地形とリアルタイムでAR合成を行う機能、地形の形状から、掘削や盛土部分を推定してAR表示する機能、建設機械を実寸大でAR表示する機能が取り入れられているとのことです。

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コマツとカヤック、AR技術「Tango」活用 建設現場向けアプリを開発中
http://www.moguravr.com/komatsu-kayac-ar/

99ドルのスマホARヘッドセット「Mira Prism」今秋発売

ロサンゼルスのAR開発企業のMiraは、ARヘッドセット「Mira Prism」を発表しました。この製品はiPhoneを差し込むことでAR体験ができるもので、価格は99ドルとなっています。

「Mira Prism」は今秋に開発者向けに先行出荷される予定で、続くホリデーシーズンには消費者向けに発送される予定です。

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99ドルのスマホARヘッドセット『Mira Prism』今秋発売
http://www.moguravr.com/ar-headset-mira-prism/

モノの硬さも感じられる！大成建設とVR企業がロボットを遠隔操作できるシステム開発に着手

VR力触覚デバイスの開発を行うイクシー株式会社は、大成建設株式会社と共同で力触覚伝達技術を利用したロボット遠隔操作システムの開発に着手しました。

このシステムでは、作業者がインターネットを経由して遠隔地にあるモノの硬さなどを「触って」感じつつ、ロボットの操作をできるようにするほか、ロボットが人間の操作を学習して、自動で作業できるようにすることを目指しているとのことです。

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ロボットを遠隔操作し、モノの硬さも感じられる 大成建設とVR企業がシステム開発
http://www.moguravr.com/vr-robot/

※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
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