Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発 7

テーブルの作成

テーブルの作成

簡単なテーブルを作成してみます。次のSQLをテキストエリアに入力し、Executeボタンを押します。

 

create table video (
title varchar(100) primary key,
price integer
);

SQLが実行されるとテーブルが作成されます。管理ツールのメニューの View→Refleshを選択すると、表示が更新され、左側のツリーに作成したテーブルが表示されます。次に、データをINSERTします。例えば、以 下のSQLをテキストエリアに入力し、Executeします。
 

insert into video(title, price) values('Eclipse男', 1000);
insert into video(title, price) values('世界の中心でEclipseを叫ぶ', 1000);
insert into video(title, price) values('Java6 In Action', 1000);

そして、SELECT文を入力、実行します。
 

select * from video;

管理ツール上で、SELECTしたデータが表示されます。
INSERTしたデータの確認

図4:INSERTしたデータの確認


以上で、HSQLDBを使ったデータベースの準備は完了です。なお、Eclipse上で簡単にHSQLDBの起動、停止などが行えるHSQLDBプラグインの作成方法について、IBMのdeveloperWorksにて紹介されています(第1回第2回)。興味のある方は参考にしてみてください。

 

 

Javaからデータベースに接続する

次に、Eclipse上のJavaアプリケーションから、データベースに接続します。ここでは、前回のmywebプロジェクトをそのまま利用します。

JDBCドライバのコピー

HSQLDBのディレクトリにあるlib/hsqldb.jarをmywebプロジェクトのWEB-INF/libディレクトリにコピーします。そして、コピーしたJARファイルをプロジェクトのクラスパスに追加します。
 

hsqldb.jarをクラスパスに追加
図5:hsqldb.jarをクラスパスに追加


なお、プロジェクトのクラスパスにJDBCを通す操作は、Webアプリケーションで利用するだけであれば必要ありません。しかし、プロジェクト内のmainからはじまるJavaアプリケーションとして実行する場合(JUnitなども)は必要になります。

 

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