JSP
JSP
JSPは次のようになります。ここでは、11行目から始まる
リスト:video.jsp
実行
これでアプリケーションの作成は完了です。Tomcatとデータベースを起動し、 ブラウザでhttp://localhost:8080/myjsf/video.jsf(*.jsfにサーブレットマッピングしているので.jsf)に アクセスします。前述の図2の画面が表示され、更新のリンクをクリックすると、その行が更新されることがわかります。実際にデータベースの中身も更新され ます。
このように、JSFを利用すると比較的少ない記述で目的のアプリケーションが作成できるのがわかると思います。なお、ここで作成したWebアプリ ケーションは以下からダウンロードできます。このサンプルではDBの設定を行わなくても実行できるように、Webアプリケーション起動時にHSQLDBが スタンドアロンモードで起動するようにしています。
JSFの開発ツールについて
ここでは、特にJSF専用ツールは利用せずに、JSFアプリケーションを作成する例を紹介しました。ただし、JSFの特徴としては開発ツールの利用が想定されており、JSF専用ツールを利用することで、開発コストが相当量減少すると言われています。
JSFをサポートしたツールとしては、IBMのWebSphere StudioやSunのJava Studio Creatorなど、またEclipseプラグインとしてはExadelのJSF Studioなどがあります。これらのツールは便利ですが、ツールの中には、ベンダー依存のAPIやタグが強制的に組み込まれてしまうものもありますので 注意してください(依存自体に問題はありませんが、ポータビリティはなくなります)。
まとめ
今回は、Webアプリケーションの開発を効率化するためのフレームワークを説明し ました。フレームワークには今後、開発の中心となる(かもしれない)JSFを取り上げ、Eclipse上でJSFアプリケーションを開発する手順を紹介し ました。次回はデータベース側のツールとして、O/Rマッパーを取り上げて説明します。
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この記事の筆者
テクニカルライター。Ja-Jakartaコ ミッタ。Java Webアプリケーション開発業務を経て、現在、主にJavaやOSS関連の調査、執筆を行っている。著書に「Eclipse 3 完全攻略」、「JavaデベロッパーのためのApacheAnt入門」(ソフトバンクパブリッシング)、「徹底解説!JSFのすべて」(秀和システム)な どがある。
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