プロジェクトの共用とチェックアウト
プロジェクトの共用とチェックアウト
作成したCVSリポジトリにプロジェクトを登録します。これはEclipse上から行うことができます。CVSに登録したプロジェクトは、他のPCから取得することができます。CVSにプロジェクトを登録する作業(図5の1)は、共用またはインポートと呼ばれます。CVSからプロジェクトを取得する作業(図5の2)はチェックアウトと呼ばれます。

図5:プロジェクトの共用とチェックアウト
ロケーションの作成
プロジェクトを共用するにしてもチェックアウトするにしても、まずEclipse にCVSリポジトリがどこにあるかを教えてあげる必要があります。なお、後述するプロジェクトの共用やチェックアウトのウィザート中にロケーションの作成 を行うこともできますが、ここではロケーションの作成手順を分けて説明します。
まず、CVSパースペクティブを開きます。Eclipseのメニューのウィンドウ → パースペクティブを開く → その他で、「CVSリポジトリー・エクスプローラー」を選択します。
次にロケーションの作成(CVSリポジトリの追加)を行います。CVSリポジトリービュー(左のウィンドウ)上で、右クリック → 「CVSリポジトリーの追加」を選択します。この画面で次の項目を指定します。
| 項目 | 説明 |
| ホスト | CVSサーバのホスト名を指定する(例:localhost) |
| リポジトリー・パス | CVSサーバ上のリポジトリ・パスを指定する(例:/cvsrepo) |
| ユーザー | ユーザ名を指定する |
| パスワード | パスワードを指定する |
| 接続タイプ | 接続タイプを指定する(例:pserver) |
表1:CVSリポジトリ追加の設定項目

図6:CVSリポジトリの追加
「終了」ボタンを押すと、設定項目が正しければ、CVSリポジトリービュー上に追加したリポジトリ内容が表示されます。

図7:CVSリポジトリの追加
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この記事の筆者
テクニカルライター。Ja-Jakartaコ ミッタ。Java Webアプリケーション開発業務を経て、現在、主にJavaやOSS関連の調査、執筆を行っている。著書に「Eclipse 3 完全攻略」、「JavaデベロッパーのためのApacheAnt入門」(ソフトバンクパブリッシング)、「徹底解説!JSFのすべて」(秀和システム)な どがある。
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