Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発 12

プロジェクトの共用とチェックアウト

プロジェクトの共用とチェックアウト

   作成したCVSリポジトリにプロジェクトを登録します。これはEclipse上から行うことができます。CVSに登録したプロジェクトは、他のPCから取得することができます。CVSにプロジェクトを登録する作業(図5の1)は、共用またはインポートと呼ばれます。CVSからプロジェクトを取得する作業(図5の2)はチェックアウトと呼ばれます。

プロジェクトの共用とチェックアウト
図5:プロジェクトの共用とチェックアウト

ロケーションの作成

   プロジェクトを共用するにしてもチェックアウトするにしても、まずEclipse にCVSリポジトリがどこにあるかを教えてあげる必要があります。なお、後述するプロジェクトの共用やチェックアウトのウィザート中にロケーションの作成 を行うこともできますが、ここではロケーションの作成手順を分けて説明します。

   まず、CVSパースペクティブを開きます。Eclipseのメニューのウィンドウ → パースペクティブを開く → その他で、「CVSリポジトリー・エクスプローラー」を選択します。

   次にロケーションの作成(CVSリポジトリの追加)を行います。CVSリポジトリービュー(左のウィンドウ)上で、右クリック → 「CVSリポジトリーの追加」を選択します。この画面で次の項目を指定します。


項目 説明
ホスト CVSサーバのホスト名を指定する(例:localhost)
リポジトリー・パス CVSサーバ上のリポジトリ・パスを指定する(例:/cvsrepo)
ユーザー ユーザ名を指定する
パスワード パスワードを指定する
接続タイプ 接続タイプを指定する(例:pserver)

表1:CVSリポジトリ追加の設定項目

CVSリポジトリの追加
図6:CVSリポジトリの追加

   「終了」ボタンを押すと、設定項目が正しければ、CVSリポジトリービュー上に追加したリポジトリ内容が表示されます。
CVSリポジトリの追加
図7:CVSリポジトリの追加

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