Visual Editorを使ったSWT開発 2

VE提供のビュー

VE提供のビュー

開発を始める前にVEが提供するビューの使い方について説明します(図2)。

VEが提供するビュー
図2:VEが提供するビュー
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

1. デザイン&ソースビュー

VEが提供するエディターは2つに分割したウィンドウにデザインプレビューとソースコードを表示します。デザインとソースコードを同時に確認しながら開発を進めることが可能です。

2. パレット

VEを使ってGUIを作成する材料となるウィジェットが一覧表示されています。このウィジェットをデザインビューにドラッグ&ドロップすることで、ウィジェットを追加できます。

3. プロパティービュー

デザインビューやJava Beansビューで選択されているウィジェットのプロパティー値を表示、編集できます。

プロパティー値には表示されている文字列やサイズ、位置などさまざまな情報があり、たとえばウィジェットのフォントを変更する場合には、プロパティービューに表示された「font」の項目を編集することになります。

4. Java Beansビュー

編集中のクラスの構成を表示します。どんなウィジェットが使われていて、どのようなイベントリスナーが設定されているかを一目で把握できます。

 

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