JAVA_HEAP_SZ
JAVA_HEAP_SZ
Javaで書かれたストアードプロシージャおよびユーザ定義関数(UDF)の実行のためのJavaインタープリタが使用する最大ヒープサイズ。
AUDIT_BUF_SZ
セキュリティ監査機能(audit facility)が監査ログを書き出すときに使用するバッファのサイズ。
SHEAPTHRES
インスタンス全体でのソート用メモリの使用合計量についての設定。
ASLHEAPSZ
サーバで稼動し、ローカルのデータベースに接続するアプリケーションと接続時にアサインされるDB2エージェント・プロセスとの間の通信バッファのサイズ。
RQRIOBLK
データベースにリモートから接続するアプリケーションと接続時にアサインさせるDB2エージェント・プロセスとの間の通信バッファのサイズ。読み取 り専用などのカーソルの場合にはブロック・カーソルが利用可能で、複数行をまとめて一度に効率よく通信を行うことが可能です。この通信バッファサイズを大 きくすると、さらに効率よく通信できる場合があります。
UTIL_IMPACT_LIM
オンライン処理とDB2のオンライン・ユーティリティ(バックアップなど)が同時に稼動する場合に、オンライン処理の性能劣化を防ぐために、スロッ トル・ユーティリティーを利用して、ユーティリティが多くのシステム資源を多く消費すること抑えることができる。そのときの、オンライン・ユーティリティ の使用可能ワークロードを%単位で指定します。
AGENTPR
DB2のすべてのエージェント・プロセスのLinux上でのプライオリティを指定します。
NUM_POOLAGENTS
アイドル・エージェントとして保持するプロセスの数を指定します。一般に、プロセスを生成するコストは高いので、エージェント・プロセスが必要なと きにアイドル・エージェントを利用する方が性能的にかなり有利です。しかし、アイドル・エージェントが数多く存在すると、メモリ使用量が大きくなって、十 分大きな共用メモリを利用できなくなる可能性もあります。このトレードオフを検討してこのパラメータの値を決定します。
MAX_QUERYDEGREE
パーティション内並列処理(intra parallel処理)の最大多重度の指定。次のINTRA_PARALLELパラメータがYESになっていることが必要。
INTRA_PARALLEL
パーティション内並列処理を使用可能とするかどうかの指定。一般に、CPU数に比べて十分に多い同時実行ユーザ数の環境では、このパラメータを YESにする効果は少ない。同時実行ユーザがCPU数より少ない場合や、DB2のユーティリティ(create indexなど)を高速に実行したい場合には、有効な設定となる。
次回は
さて、今回は「データベースマネージャー構成パラメータ」のパラメータの取得方法について説明してきました。次回は、「データベース構成パラメータ」「レジスト変数」について解説します。