LifeKeeperのすべて 8

LifeKeeper for Windowsの操作(後編)

はじめに   第5回ではLifeKeeper for Windowsによるクラスタの構築手順として、通信パスの設定、IPリソースの設定を行った。第6回の今回は前回に引き続き、ボリューム・リソースの設 定について説明する。またスイッチオーバーとフェイルオーバーのテストを行うボリューム・リソースの設定

クラスタソリューショングループ, 小野寺 章

2005年12月28日 20:00

はじめに

   第5回ではLifeKeeper for Windowsによるクラスタの構築手順として、通信パスの設定、IPリソースの設定を行った。第6回の今回は前回に引き続き、ボリューム・リソースの設 定について説明する。またスイッチオーバーとフェイルオーバーのテストを行う

ボリューム・リソースの設定

   まずボリューム・リソースの設定について説明する。

   ボリューム・リソースを作成することによって、共有ディスク上のボリュームを切り替えて使用することが可能になる。今回は共有ディスク上の「Dドライブ」をボリューム・リソースとして設定する。

   それではボリューム・リソースの設定について解説する。

   まずLifeKeeper GUI画面を起動し、「編集 → リソース → リソース階層の作成」を実行する。

1. Recovery Kitの選択

   「ボリューム」を選択し「次へ」ボタンを押す。


Recovery Kitの選択
図1:Recovery Kitの選択

2. スイッチバック・タイプ

   デフォルト値の「INTELLIGENT」のまま「次へ」ボタンを押す。


スイッチバック・タイプ
図2:スイッチバック・タイプ

3. サーバ

   プライマリサーバ「TESTLK1」を選択し「次へ」ボタンを押す。



サーバ
図3:サーバ

4. ボリュームを選択

   切り替えボリュームに使用するドライブを選択する。ここでは「D:\」を選択し「次へ」ボタンを押す。



ボリュームを選択
図4:ボリュームを選択

5. ボリューム・タイプ

   今回は共有ディスクで設定するので「Shared Disk」を選択し「次へ」ボタンを押す。


ボリューム・タイプ
図5:ボリューム・タイプ

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