侵入防止と侵入検知システム
侵入防止と侵入検知システム
「ClassCat Cute Server Manager IPS Edition」は、「Enterprise Edition」の機能に加え、IPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)を標準装備した製品である。
侵入を検知するホスト型IDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)の機能も持っており、ログファイルやファイルの改ざんの監視をすることが可能だ。
また、ワーム、サービス拒否攻撃(DoS)や不正アクセスなどを検知すると、これらをリアルタイムに遮断し、防御する機能を備えている。
図3は「侵入防御・検知の設定」画面である。「侵入防御」「ログ監視」「整合性チェック」「メール通知」の4つのメニューから構成されており、それぞれの機能を独立して管理することができる。
一般的な利用環境では、デフォルトの設定で運用を開始できるようチューニングされているので、初心者にもすぐに利用できるのが特徴だ。
提供方法
「ClassCat Cute Server Manager」シリーズの提供は、クラスキャットのWebサイトからのダイレクト販売となる。
また、クラスキャットの販売パートナーであるダイワボウ情報システムからは、「ClassCat Cute Server Manager」シリーズをIBM System xのハードウェアにプリ・インストールした「DISサーバアプライアンス」が提供されている。ディーアイエステクノサービスが、ハードウェアからOS、ア プリケーションまで、すべての問い合わせ窓口をワンストップで用意している。
(協力:株式会社クラスキャット)
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この記事の筆者
“オープンソース技術の実践活用メディア” をスローガンに、インプレスグループが運営するエンジニアのための技術解説サイト。開発の現場で役立つノウハウ記事を毎日公開しています。
2004年の開設当初からOSS(オープンソースソフトウェア)に着目、近年は特にクラウドを取り巻く技術動向に注力し、ビジネスシーンでOSSを有効活用するための情報発信を続けています。クラウドネイティブ技術に特化したビジネスセミナー「CloudNative Days」や、Think ITと読者、著者の3者をつなぐコミュニティづくりのための勉強会「Think IT+α勉強会」、Web連載記事の書籍化など、Webサイトにとどまらない統合的なメディア展開に挑戦しています。
また、エンジニアの独立・起業、移住など多様化する「働き方」「学び方」「生き方」や「ITで社会課題を解決する」等をテーマに、世の中のさまざまな取り組みにも注目し、解説記事や取材記事も積極的に公開しています。
マイクロソフト日本法人在職時に、システム部門のオペレーティングシステムの開発責任者を務めていたマネージャや技術者が中心メンバーとなり、1995年10月、クラスキャットを設立。
http://www.classcat.com
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