NEC、沖縄データセンター社のクラウド基盤構築パートナーに選定
2013年1月10日(木)
NECは1月8日、沖縄データセンター(以下、ODC)が推進する、オープンソースソフトウェアを全面的に採用したクラウドサービス基盤を、沖縄県内に構築する技術支援パートナーに選定されたと発表した。
ODCは、沖縄県のIT企業であるオーシーシー、リウコム、おきぎんエス・ピー・オーの3社が2012年7月に設立した企業。沖縄県のIT産業の活性化を目的とした「クラウド拠点形成等促進事業」の一環で、県内の点在するデータセンターを仮想的に1つのクラウドとして利用できるクラウド基盤システムの整備を進めている。
ODCは、OpenStackやMySQL、ZabbixなどOSSを全面的に採用した世界でも先進的な基盤システムを構築し、IaaSやPaaSなどのサービスを2014年度から提供する。
これまでのクラウドサービス事業の実績・ノウハウや、OSSベースのクラウド基盤ソフトウェアであるOpenStackのコミュニティーへ参画し貢献していることが評価され、NECが構築パートナーに採用された。
NECでは、今回の取り組みを通して、沖縄県のIT産業の活性化に貢献するとともに、OSSを活用した基盤構築ノウハウを、今後も幅広い企業へ提供していくという。
その他のニュース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
- 2024/11/21 「LibreOffice 24.8.3 Community」リリース
- 2024/11/21 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/19 「AlmaLinux OS 9.5」リリース
- 2024/11/18 Linuxカーネル「Linux 6.12」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- NEC、データセンター向け小型バッテリー内蔵の省電力サーバーを発売
- 【Spark Summit】米MS社らが新製品を発表、NECが「NEC Cloud System」のマルチDC機能強化、ほか
- NEC、「グローバルBC/DRサービス」をアジアを中心に販売開始
- 自治体の被災者支援業務を迅速かつ安全に行う情報セキュリティ技術を開発
- NEC、バックアップストレージ「iStorage HSシリーズ」の新製品とバックアップサービスを提供開始
- NEC、SANストレージのミッドハイレンジモデル「iStorage M700」を発売
- NEC、スマートフォンをクラウド上に仮想化できるサービスを販売開始
- NEC、中規模仮想化基盤向けクラウド共通基盤パッケージを発売
- NEC、スマートデバイス向けリモートデスクトップソフトウェアを販売開始
- NEC、ビックデータ処理の高速化を実現するハードウェアを短期間で設計できる技術を開発