日立ソリューションズ、ノーチラス・テクノロジーズと協業し「Asakusa Framework ES版」を販売開始
2013年3月15日(金)
日立ソリューションズは、ノーチラス・テクノロジーズと販売代理店契約を結び、オープンソース分散処理基盤「Apache Hadoop」上で稼働させるバッチ処理の開発フレームワーク「Asakusa Framework」をサブスクリプションモデルで提供する「Asakusa Framework エンタープライズサポート版(以下、ES版)」の販売を3月13日から開始した。
Asakusa Frameworkは、Apache Hadoop上で稼働させる業務システムの基幹系バッチ処理プログラムを効率的に開発するためのフレームワーク。日立ソリューションズは、ノーチラス・テクノロジーズとのパートナーシップの下、「Asakusa Framework ES版」を提供し、バッチ処理プログラムの開発効率化、安定稼働、およびトラブルの早期解決を実現する。
日立ソリューションズは、「Asakusa Framework ES版」の導入から一次サポートまでを提供するとともに、その実行基盤である「Cloudera Enterprise/CDH(Cloudera's Distribution including Apache Hadoop)」を組み合わせた基幹系バッチ処理システムを提供する。この事業をビッグデータビジネスの中核ソリューションとして位置づけ、業種や業務ごとの技術者育成を強化し、ニーズに最適な提案をしていく。そして、日立製作所との協力の下、統合システム運用管理「JP1」との組み合わせによる運用の強化をはじめ、日立製プラットフォーム製品との連携を加速し、さまざまな付加価値を提供していく。
「Asakusa Framework ES版」の主な特徴は以下の通り。
・基幹系バッチ処理向けに必要となるプログラム開発から、テスト環境、運用環境までトータルに提供
・データ構造やオペレーション、プロセスをシンプルに定義し、データの結合や集計処理などのHadoop向けバッチ処理プログラムを自動生成
・外部システムとのデータ連携やJP1などの運用ツールとの連携によって、ジョブフローのシームレスな統合を実現
日立ソリューションズ
http://www.hitachi-solutions.co.jp/
http://www.hitachi-solutions.co.jp/
その他のニュース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
- 2024/11/22 「Rocky Linux 9.5」リリース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- OSSコンソーシアム、Asakusa Framework部会を新設
- IIJ、ビッグデータの並列分散処理環境「IIJ GIO Hadoopソリューション」を提供開始
- 先進ユーザーがリードするHadoop/Spark応用事例~Sparkで5倍の性能アップ~
- 米Mozilla財団の2014年売上は3億3,000万ドルに、HPがDockerの各種ソリューションを提供、ほか
- インテルとCloudera、ビッグデータ活用の加速と変革に向けて協業
- Cloudera、ビッグデータ市場の拡大・成長とCloudera Enterpriseの拡販に向けCTCと販売代理店契約を締結
- OpenStack、Docker、Hadoop、SDN、.NET…、2014年のOSS動向をまとめて振り返る
- Cloudera、「Cloudera Enterprise 5.2」を発表
- 日本SGI、ビッグデータ市場に向けた高密度クラスタサーバおよびHadoop専用アプライアンスを発売
- オープンソースの最新トピックと、ビジネス活用のポイント(OSPセミナーレポート前編)