日立ソリューションズ、ファイルサーバ内のファイル削除を支援するソリューションの新バージョンを発表

日立ソリューションズは、「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」のVersion5の提供を6月1日から開始すると発表した。

「MEANS ファイルサーバスリム化ソリューション」は、管理者が決めたファイル管理のルールに従って、ファイルサーバー内の不要なファイルの候補を属性情報から抽出し、ユーザーに定期的に削除を促すなど、ファイルサーバ内のファイル削除を支援するソリューション。

Version5では、画面デザインを改良することでユーザーエクスペリエンスを向上、2クリックでファイルサーバーの使用状況を可視化するレポートを表示するなど、機能を強化した。レポート上では、使用状況を多角的にグラフで表示したり、改善点をコメントでアドバイスしたりするなど、内容の充実も図った。これにより、企業は直感的な操作で不要なファイルの候補を的確に把握し、ファイルサーバーのスリム化を推進することが可能となる。

主な機能強化は以下の通り。

更新日やサイズ、保管期限などのファイル属性から7つの分析指標を標準で設定し、ファイルの使用状況を視覚化するレポートを2クリックで表示する。また、ファイルサーバーのスリム化に向けた改善点をコメントでアドバイスする。管理者は分析指標のレポートを定期的に出力してユーザーにファイルサーバーの使用状況の推移を示すなど、不要ファイルの削除を促すことができる。

ログイン時に、ユーザーの権限に応じて、ファイルサーバーのスリム化に向けた運用ステップやステップごとの操作手順、操作上のポイントや留意点を示したガイドを表示する。

レポートのグラフをクリックして表示される該当ファイルの一覧において、複数の属性による絞り込み機能の追加や削除指定ファイルの「ゴミ箱アイコン」表示など、操作性と画面デザインを改良し、直感的で実用に即した操作を支援する。