サードウェア、「LINBITクラスタスタック・サポート」にCorosyncサポートを追加
2015年2月17日(火)
サードウェアは2月12日、Linux用クラスタ管理ソフトウェアサポートである「LINBITクラスタスタック・サポート」のサポート対象に「Corosync」を追加し、サポートを開始した。「Corosync」は、これまでサポートしてきた「DRBD」「Heartbeat」「Pacemaker」「リソースエージェント」に加えて、5つ目のソフトウェアになる。
「Corosync」は、Pacemakerと並んで活発に開発が進められているオープンソースのクラスタ管理システム。これまで広く使われてきたHeartbeatよりも多数のサーバーを効率的に制御できるため、大規模なシステムにも向いており、Heartbeatの後継として期待されている。
ただ、現時点では日本語の文献が極めて少ないといった課題があり、ユーザーからは日本語によるCorosyncのサポート提供への問合せを数多く受けていた。
サードウェアでは、DRBD開発元のLINBITとともに、「Corosync」の実績を観察してきた。その結果、最新のバージョン2.3において十分な実績と安定性が達成されたと判断し、今回「LINBITクラスタスタック・サポート」のサポート対象に「Corosync」を加えることにした。
サードウェアは、Corosyncサポートの追加により、ユーザーにとっての選択枝を広げ、オープンソースのクラスタ管理システムを商用環境で安心して利用できるよう、支援していく。
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