夢のミニ四駆を作る前に、これまでのミニ四駆について学ぼう

2013年2月4日(月)
藤原 敬弘

現代のミニ四駆

まず、皆さんのミニ四魂を奮い立たせるために、現行のミニ四駆の解説をしていきます。このシャーシ使ってた!このパーツ高かったなー、などと昔を思い出しながら読んで頂けると幸いです。

現在(2013年)、第一世代、第二世代と比べ、様々な種類のミニ四駆が販売されています。

これらの中で、際立って異なるのが「ミニ四駆PRO」です。

(上段)「ミニ四駆PRO」のアバンテMk.II(下段)前輪用と後輪用のシャフトが飛び出している「ダブルシャフトモーター」(クリックで拡大)

ミニ四駆PROは第一世代や第二世代のミニ四駆とは異なり、モーターが中央に配置されています。ミニ四駆PROよりも以前のシャーシは、モーターが後ろ、または前に配置され、シャフトを通して前輪と後輪に動力を伝えるものでした。しかし、このミニ四駆PROはモーターから直接、前輪と後輪に動力を伝えることが出来ます。また、シャーシ自体も大きく、シャーシ上部にカバーが存在するため、様々な改造が行い易いのが特徴です。

そして、さらに進化したのが、2012年7月から発売されている「ミニ四駆REV」シリーズです。

「ミニ四駆REV」エアロ アバンテのボディとシャーシ(クリックで拡大)

比較的新しいシリーズのため、まだ「エアロ アバンテ」と「エアロ サンダーショット」の2種類しかありませんが、これも改造が行い易い良い車体です(2013年3月に「エアロ マンタレイ」が発売予定)。第一世代や第二世代のミニ四駆と異なるのは、電池やモーターを車体の下から交換するため、ボディの取り外しが不要な点です。これにより、シャーシとボディの間に様々なパーツを載せることが出来ます。

お気づきかもしれませんが、ここで言う "改造の行い易さ" は、グレードアップパーツを使った改造のことではありません。これから作るミニ四駆を想定して話をしています。例えば、先ほど動画で紹介したKINECTミニ四駆は、ミニ四駆PROをベースに改造しました。この機体を選んだ理由は、先ほど述べた通りです。ただ、今回の連載では同じものを作っても面白く無いということ、ミニ四駆PROの車体に様々なパーツを載せるのに苦労したことから "ミニ四駆REV" をベースに改造を行います。

ミニ四駆の購入とグレードアップパーツ

ミニ四駆の購入店として、タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店をオススメします。公式の店舗なので、ミニ四駆の種類が豊富に揃っていますし、グレードアップパーツも大量に取り扱っています。ネットと違って、実際に目で見たり触って選べるところも嬉しいところです。

発売中のタミヤ全製品が揃う「タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店」に行こう!

「タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店」は、現在発売中のタミヤ全4000アイテムを取り扱う首都圏初の店舗で、地下1Fの売り場には、ミニ四駆本体はもちろんのこと、グレードアップパーツやコースなど、あらゆるアイテムが充実しています。

また、2Fフロアには大型のミニ四駆コースが設置されていて、自分の作ったミニ四駆を持ち込んで走行チェックやその場でメンテナンスを行うこともできます

※ミニ四駆コースは設置されていない日もあるので、お店に行く前にチェックすることをおすすめします。また、コースの利用には条件がありますので、こちらも事前に確認しましょう。

(サイトの案内文より)『スケールモデル』(車、バイク、ミリタリー、艦船、飛行機等)約1,000アイテム、『RC(ラジオコントロール)モデル』約1,500アイテム、『ミニ四駆』、『楽しい工作シリーズ』約1,000アイテム、工具、塗料、書籍など約500アイテムを品揃えし、さらに独自の製品やグッズなど販売をおこなっています。

店舗URL:http://www.tamiya-plamodelfactory.co.jp/shimbashi/

このようにお店には、大量のグレードアップパーツが売られています。久々にミニ四駆を触るので、グレードアップパーツも欲しくなると思います。KINECTミニ四駆を作る際も、パーツを大人買いして、大量に取り付けました。折角なので、買っておくと便利なパーツと懐かしのパーツを紹介します。
※プラモデルファクトリーはちょっと遠い・・という方のためにAmazonのリンクで紹介します。

ファーストトライパーツセット
FRPマルチワイドステーや低摩擦プラローラーなどをまとめたパック、これを買っておくと何かと便利
ウルトラダッシュモーター
定番のウルトラダッシュモーター
超速ギア
こちらも定番の高速ギア
ボールベアリング
コーナリングでのスピードを上げたいなら、ベアリングローラーが便利
ナローホイール
スピード重視のセッティングなら、抵抗の少ないナローホイールがオススメ

実際にコースで走らせる場合、ローラーやタイヤといった摩擦を生み出すパーツが非常に重要です。加減速はこれからの連載に沿って組み立てれば出来るようになりますが、最高スピードはこれらのパーツによって決まります。コツは出来るだけ摩擦を少なくすることだけです。ローラーもゴム付きのものでなく、プラスチック製か、ボールベアリング製のものがベストです。タイヤもゴム製で接地面が少ないものがベストです。この辺の話は、詳しい方々が沢山いるので、Webで検索してもらうとわかると思います。

その他、買う時の注意点としては、先ほど紹介したミニ四駆の種類に応じて、グレードアップパーツが異なることです。対応表が各パーツのパッケージ裏にあるので、注意して買ってください。筆者もKINECTミニ四駆を作った時に、いくつかパーツを間違って買ってしまいました。

FULLER株式会社

1986年生まれ。北海道苫小牧市出身。苫小牧工業高等専門学校卒業。
Fuller, Inc. CTO
Webプログラマ、よく利用する言語はPython。Pythonコミュニティによく出没する。
趣味でArduinoやRaspberry Piなどを使って、便利なものを自作する。

twitter: @wutali / github: https://github.com/wutali

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