今年の実行委員長に聞く! 国内最大級のPHP祭り「PHPカンファレンス2014」の見どころ
こんにちは。PHPカンファレンス広報の吉政忠志です。
PHPは来年で生誕20周年を迎えます。20年近くたった今でも、求人数は国内で1万件以上あり、前年比30%で伸びています。また、全世界のWEBサイトの40%がPHPで動いており、インターネットの世界でなくてはならない技術の1つとなっています。PHPのイベントは、全国で大小様々数百回も行われていると言われており、大変人気がある開発言語となっています。その数あるイベントの中で、毎年秋に行われる国内最大級のPHPイベントが「PHPカンファレンス」です。今年は「ゆちみり」こと前島有貴さんが実行委員長として実行委員を取りまとめ、10月11日(土)に大田区PIOで開催します。そこで実行委員長に「PHPカンファレンス」への「想い」、「今年の見どころ」などをインタビューしました。まだPHPカンファレンスに参加したことがない方は、是非インタビュー記事を読んでいただき、この機会にご参加ください。きっとPHPのおもしろさ楽しさを体感でき、技術見識も深められると思います。
吉政:「 前島さん、このたびは実行委員長ご就任おめでとうございます。また本業もありながら、実行委員長と言う大変な役割を引き受けられ、かなりお忙しいのではないでしょうか。そういう中でインタビューに対応いただき、ありがとうございます。」
前島:「いえいえ、PHPカンファレンスは大好きなイベントですし、大変なのはみんな一緒です。今までの恩返しのつもりで頑張って、成功させたいと思います。」
吉政:「素晴らしいです! では早速質問をさせていただきます。今回初めてPHPカンファレンスに参加しようと思っている人に参考になると思いますので、まずはPHPカンファレンスに初めて参加した時の第一印象をお話しいただけますでしょうか?」
前島:「PHPカンファレンスに初めて参加したのは2008年のことでした。当時の会社の先輩に誘われて行ったのですが、新人エンジニアだったので右も左も分からないまま、何か業界のすごい人たちがいっぱい話してるなー! とドキドキしていた覚えがあります。一番覚えているセッションは『激論! PHPの次に学ぶ言語はこれだ』というタイトルのパネルディスカッションでした。このテーマは、またいつかPHPカンファレンスでやりたいと思っています。」
吉政:「PHPカンファレンスなのに、『PHPの次に学ぶ言語はこれだ』なんですね。(笑)」
前島:「そうなんです。PHPカンファレンスなのに、次の言語をどうするかで激論しちゃうのがPHPカンファレンスらしさでもあります。」
吉政:「確かに! そのあたりのゆるさがいいですよね。ちなみに前島さんは、PHPのどのあたりがおもしろいと思いますか?」
前島:「そうですねー。言語としてのおもしろさで言うと、やっぱり一番はとっつきやすさかなと思います。最初からかっちりした言語を勉強するのもいいですが、初心者がプログラミングの楽しさを実感するのに、ちょうどいい言語だと思っています。」
吉政:「確かに! PHPはそういう言語ですよね。PHPからプログラマとして歩き始めた人も多いと思います。これからPHPプログラマを目指す方に一言いただいてもよろしいでしょうか?」
前島:「プログラミングのおもしろいところは、ゼロの状態から思い通りに動くものを自分の手で創り上げられるところだと思います。創り方も一通りではなく、プログラマによって無限大にパターンが存在しています。続けることによって、より優れた設計やコードの書き方を思いついたり、確実に自分の成長を感じられるようになるはずです。PHPはコミュニティ活動も活発で、勉強会なども毎月開催されています。初心者向けの情報も多く始めやすい言語なので、ぜひPHPをきっかけに、いいプログラマになってください!」
吉政:「熱いお言葉をありがとうございました。私も少し心が熱くなってきました。そんな熱い前島さんが、技術者としておもしろいと感じたことや学べたこととについてお話していただいてもよろしいでしょうか?」
前島:「やっぱり、毎年のように出てくる新しい技術やプロダクトの話が聞けたりするのがおもしろいですね。あとは時代が進むにつれて、少しずつ話題のトレンドが移り変わりっているのを感じられるのも興味深いと思います。ソーシャルゲームの話が多い年があったり、Facebook関連の話があったり、新しいフレームワークが出てきたり。」
吉政:「PHPは登場してから19年もたち、歴史がある開発言語ですが、今でもホットな話題が多く、魅力的な言語だと私も思います。ちなみにそのようなPHPの時代ごとのエッセンスを表してきたPHPカンファレンスは、日本の技術者にどのような影響を与えてきたイベントだと思いますか?」
前島:「技術イベントとしてはかなり古くからやっているので、他の技術系カンファレンスの先駆けとなっているイメージです。参加者の数も年々増加していますし。PHPに限らず、カンファレンスはエンジニアにとって年に1度の『お祭り』として、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。」
吉政:「そうですね。私はあまりイベントには参加しませんが、PHPカンファレンスだけは必ず参加するようにしています。実際にすごく楽しいですしね。さて話は変わりますが、今回、実行委員長になられた理由と抱負をお教えていただけますでしょうか? 前島さんにはファンも多いと聞いています。興味がある人もいるのではないでしょうか?」
前島:「PHPカンファレンスはほぼ毎年委員長を交代する文化があるのです。私も去年まではいちスタッフとして動いていましたが、少しずつノウハウも分かってきたので、今年はまとめる立場をやってみようと思いました。年々規模も大きくなっているので、参加者の皆様が楽しめて、また来年も参加したいなと思ってもらえるイベントにしたいです。」
吉政:「では、その実行委員長がまとめる今年のPHPカンファレンスのテーマと見どころについて、お話しいただけますでしょうか?」
前島:「女性が実行委員長を務めるのは初めてなので、私だからできる事、特に女性や学生などが参加しやすい空気が作れないかなどを考えながら企画しています。そこで今年は「知りたい、が あなたを変えていく」というテーマで、みなさんの好奇心を刺激するプログラムをたくさん用意しています。また、参加者同士がコミュニケーションを取れる場を作りたいと思っています。海外からも豪華ゲストをお招きする予定なので、ぜひ楽しみにしていてください!」
吉政:「では最後に、今年のPHPカンファレンスに参加しようと考えている方に一言お願いします。」
前島:「毎年恒例のPHPの祭典 PHPカンファレンス2014は、10月11日(土)に開催します。過去最大規模のセッション数を予定しており、2年ぶりに会場での懇親会も行う予定です! ぜひ周りのエンジニア仲間もお誘い合わせの上、会場までお越しください。」
吉政:「前島さん、ありがとうございました。」
いかがでしょうか? PHPカンファレンスの雰囲気とおもしろさを少しでも感じていただければありがたいです。イベント概要は以下に記載されていますので、是非ご参加いただければ幸いです。
PHPカンファレンスイベント概要 | |
---|---|
イベント名 | PHPカンファレンス2014 |
開催日 | 2014年10月11日(土) |
会場 | 大田区産業プラザPiO |
公式WEBサイト | http://phpcon.php.gr.jp/w/2014/ ※プログラム概要や参加申し込みはこちらのサイトからお願いします。 |
公式Facebookページと公式Twitterもぜひチェックしてみてくださいね!
Facebookページ: https://www.facebook.com/pcon.japan
Twitter: https://twitter.com/phpcon
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