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一歩先行くクリエイターが君の悩みを解決するヒントを持っている!?「クリエイター祭り-怪盗Wの挑戦状-」レポート

2019年12月13日(金)

「好きなことを仕事にしよう!」と、よく言われますよね。もちろん、自分の「好き」を仕事に出来たら嬉しいですし、誰もが望むことだと思います。

でも、いざ「やろう!」と思っても、

  • 「食べていけるのかな…」
  • 「もう年だし、今さら始めても仕事がないのでは…」
  • 「相談しても夢の話だと笑われるのではないか…」
と不安がよぎり、どうにも二の足を踏んでしまう。

特に、デザイナーやイラストレーターなどクリエイティブ系のお仕事は、センスのいい人やすごい技術を持っている一握りの人が活躍する世界で、自分なんてとても無理…と諦めてしまっている人もいるのではないでしょうか。

そんな人でも、安心してやりたい仕事について話せる、相談出来る場所。それが「クリエイター祭り」です!

2019年11月4日(月)、大阪・梅田のブリーゼブリーゼで開催された「クリエイター祭り-怪盗Wの挑戦状-」は今回で6回目(うち1回は東京開催)。多くのクリエイターやクリエイター志望者が集まりました。

クリエイター祭りは、ちょっと先を行く先輩のお悩み解決ストーリーや、同じ悩みを抱えるクリエイターとの出逢いや交流を楽しめる、「未来を変えたい」と考えるクリエイターのためのお祭りです。

フリーランス・クリエイターギルド「TheCreative」を運営する株式会社クリエイティブユニバースが主催し、TheCreativeに所属するクリエイターがイベント企画・運営をしています。参加者もクリエイター、運営もクリエイター。つまり、会場はクリエイターでひしめき合っているわけです。

会場に来ると「クリエイターってこんなにいるのか!」と、それだけでもちょっと感動します。特に周りにクリエイター仲間がいない、相談できる人がいないと孤独を感じていた人には驚きの光景ではないでしょうか。

引きこもり気味のクリエイター達もこの日ばかりはちゃんと外出するようです

オープニング〜開会挨拶

開始時間と共にOPムービーがスタート。サブタイトルに「怪盗Wの挑戦状」と付いているだけあって、ちょっとミステリアスな演出となっており、ワクワク感が高まります!

そしてOPムービー後に司会のお二人が登場。なんだかテンション高め&キャラ濃い目です。

「実は昨年と同じマント」とネタバレしていた怪盗ファッションの村松さん(左)と、「まさかこの歳になって短パン履くとはな」と嘆きながらもノリノリだったラブリー探偵ファッションの古川さん(右)

その後、今開催の指揮を執るアートプロデューサー山本神恵さんより開会の挨拶。「クリエイターが悩みからの脱出をするというテーマで、脱出ゲームのように謎解きを用意しました」とのこと。これまでのクリエイター祭りからさらにパワーアップして、今回はストーリー仕立てになっています。

究極の2択!? 「クリエイター多数決」

開会挨拶が終わり、いよいよイベント本編へ。まずはクリエイター多数決です。これは、スクリーンに表示されたお題に対し、スマートフォンで即投票ができる多数決セッション。投票結果はリアルタイムでスクリーンに反映されるので、会場みんなでクリエイターあるあるについて盛り上がれるコーナーです。

実際の質問と結果はこちら!

Q1 交流会は初めて?
Yes 49% No 51%

Q2 なりたいのはどっち?
マルチクリエイター 56% 職人肌クリエイター 44%

Q3 SNSのアカウント3つ以上持っている?
Yes 79% No 21%

Q4 実家暮らし? ひとり暮らし(実家を出ている)?
実家 39% ひとり暮らし 61%

Q5 有名になりたい?
Yes 58% No 42%

Q6 もし叶うなら、どっち?
週7日で年収1000万 39% 週3日で年収200万 61%

どの質問も拮抗する中、割とはっきり答えが出たのはQ3「SNSのアカウント3つ以上持っている?」のお題。SNSの種類自体も増えていますし、用途によってSNSや同SNS内でも複数アカウントを使い分けている方が多いようです。

またQ6「もし叶うなら、どっち?」では「週3日で年収200万」がやや優勢。司会の松村さんは「若い世代と話していると、ライフワークを大切にしたいという子も結構いる印象」と語っていました。

「週3日で年収1000万が良い!」…というにはナシで、Time or Money?

成功体験をシェアする「トークセッション」

続いて行われたトークセッションは、様々な業種・立場の先輩クリエイターたち自身が抱えていた悩みや問題点を、どのように解決したのかを聞けるパートです。

「絵を売るのではなく、ビジョンを創る大事さ」
mutsumiさん(イラストレーター)

イラストレーターのmutsumiさん

飲食業界で働いていたものの「本当にこのままでいいの?」という思いがあり、かねてより好きだったイラストを仕事にするため、印刷会社に転職し、昼間は働きながら夜間にイラストの学校へ通い勉強をしたというmutsumiさん。

その後、念願のイラストレーターとしてのキャリアをスタートしたのですが、なりたての頃は「スタートが遅い分、どんどん行動する!」と個展を開くなど、精力的に活動していたそうです。その甲斐もあって少しずつ仕事は来るようになったものの、ある時から行き詰まりを感じたとのこと。

そこで、自身を分析し直し、「イラストに特徴がない」「何がしたいのか伝わりにくい」ために営業が上手くいかないのだと気付きます。そして「イラストにブランド力をつけたい!」と思い立ち、「イラストで個性ある未来をつくる」とビジョンを言葉にしたのです。

これまで仕事毎に変えていたイラストのタッチもある程度決めてしまい、そこから“個性”にスポットライトを当てた企画「100職100人似顔絵計画」を実施。目標の100人の似顔絵を約2ヶ月で達成したのです。

mutsumiさんのスライド表紙。独特のタッチ! そしてひとりひとりの「好き」が伝わってきますね

この企画は依頼者の個性を似顔絵で表現することにより、依頼者自身が個性を再発見できるというもの。さらに「描いてもらって嬉しい!」とSNSでシェアされたことがどんどん拡散された結果、mutsumiさんへの依頼の3割がSNSのシェア・口コミからになったそうです。

この経験から、mustumiさんは単に「似顔絵描きます」ではなく「イラストで個性ある未来をつくる」というビジョンを発信したことで、

  • 共感してくれる人・応援してくれる人が現れた
  • 自分(の世界観)に合った仕事が来るようになった

と振り返っていました。

自分の「好き」に向き合い、さらに深掘りしてビジョンを打ち出したことで改めて「好きを仕事にする」を叶えたmutsumiさん。

最後に、この「100種100人の似顔絵企画」の個展開催決定を発表。明るい未来に向かっている過程をみんなで共有でき、会場も暖かい空気に包まれました。

「行き詰まり感」からの「個展開催決定!」へ。ストーリーを追体験し自分のことのように嬉しくなりました

「自分の可能性を諦めない!!」
村松佳優さん(昆虫写真家/大学講師)

昆虫写真家/大学講師の村松佳優さん

怪盗マントを脱ぎ、司会者から登壇者の顔になった松村佳優さん。職業は写真家・学校講師・Eコマースと多岐に渡りますが、それよりも「何と言っても虫」と冒頭の自己紹介から大好きな昆虫への愛が溢れていました。

そんな村松さんも、ほんの数年前までは、その「好き」で仕事をするなど思ってもなく、普通に会社に勤めて普通に幸せが手に入るならそれで良いのではとアパレル会社で商品を撮影する仕事をしていたそうです。

しかし、10年が経った頃に5年後、10年後の将来を考えたところ、このまま仕事を続けても「幸せな未来が見えない」と気がつきます。そして、ちょうどそのタイミングでたまたま知った第1回目のクリエイター祭りに参加したのです。

クリエイター祭りに参加してみると、他の参加者との交流で色々と気づきが多く、自分も挑戦してみよう!という気持ちが芽生えたと語ります。

発表の随所に「昆虫への愛」が溢れ出ている村松さん

とは言うものの、チャレンジしたいと辿り着いたのは「昆虫写真家」というあまりにもニッチな肩書き。まずは自分の存在を知ってもらうため、SNS運用、そしてWebサイトJewel Insect Lifeの運用を始めます。

どうすれば星の数ほどあるサイトの中から色んな人に見てもらえるようになるか戦略を立てて、地道に記事を書き溜めていったそうです。

Webサイトで記事を書き続けることは「めちゃくちゃ時間かかる」。でも「楽しい!」というわけで、村松さんはとにかくWebサイトに、つまり自分の仕事のために割く時間を確保すべく、自身の働き方改革を段階的に実施

  • STEP1:週5日の会社員
  • STEP2:週3日の会社員とフリーカメラマン+α
  • STEP3:週3日の会社員・大学講師・フリーカメラマン+α
  • ?STEP4:会社員を辞めて企業顧問・大学講師・フリーカメラマン+α

という4つの段階を経て、徐々に仕事の拘束時間を減らしていき、現在の仕事形態、大学講師やフリーカメラマンとして活動されるスタイルに至ったとのこと。

そんな村松さん、Webサイトで10年かけて3000種の昆虫を紹介する、と少し参加者が怯んでしまいそうな長スパンの目標を掲げていたのですが、それはやればやるほど積み上がる、可能性が広がるという思いから。実際にWebサイトを通じて出版社や地域団体(ついでに迷惑メール)などから問い合わせが来るようになったと語っていました。

最後に、夢中になれるもの・ことがあれば、それが強みと、改めて好きなことを諦めないで! 可能性を諦めないで!と伝えていました。

めちゃくちゃ励ましてくれるやん…きっと学校でもいい先生なんやろな…

「心揺さぶる未来を創る」
山本神恵さん(グラフィックデザイナー/イラストレーター)

グラフィックデザイナー/イラストレーターで今回のアートプロデューサーも務めた山本神恵さん

あなたの職業は何ですか?」という問いかけから始まった、本イベントのアートプロデューサーでもある山本神恵さんのトーク。

フリーランスとして活動を開始するまでは、会社勤めのグラフィックデザイナーとしてキャリアを築いていたという山本さん。そもそもなぜグラフィックデザイナーになったかというと「デザインを覚えれば他に応用がきく」「就職先が沢山ある」などポジティブな理由の一方で「絵は好きだけど、絵で食べていくビジョンが見えない」という、「好き」を諦めていた面もあったからだそうです。

会社勤めのグラフィックデザイナーは「安心・安定・保証がある」「相談できる(教えてもらえる)」などたくさんのメリットがあったものの、あまりにも忙しくなかなか自分のしたいことをする時間を確保できず、昨年退職してフリーランスに。

少し哲学的な内容の合間に笑いのデザインで緩急つける。さすがはアートプロデューサー!

仕事を取りたいとき、ついどのようなサービスを提供できるかばかり考えてしまいがちだが、実はその前に人に知ってもらう「認知」、その次に知ってくれた人が「行動」を起こすための導線が必要と説く山本さん。

「サービスの提供」はいわばサービスそのもの、技術・スキルのみの勝負となってしまうが、その前段階の「認知」や「行動」を磨くことでサービスを提供するのに必要な技術やスキルがそれほど高くなくても仕事を獲得できるという計算です。

すでにグラフィックデザインというサービスを持っていた山本さんは、次に取るアクションを「まずは人に知ってもらうことが大事」と認知活動に集中してSNS発信や交流会、セミナー参加、またイベント出展で作品の露出を増やすなどした結果、知人の紹介などから少しずつ仕事が入ってくるようになったそうです。

その次の課題は安定して仕事をもらえるようになれるか。サービス(技術)だけでは人の心は動かない。人を動かすのは目的・価値観・理由といった「なぜやるか?」という「核」であると思い、自分の「核」は頭で考えるのではなく、直感的に心へ訴えかけるクリエイティブだと気付きます。それはすなわち「心揺さぶる未来を創る」こと。

その核に気づいたことで、イラストやデザインは手段の1つにすぎず、方法にこだわりすぎないで生きたいと考え方にも変化があったと言います。そして、その第一歩が実は今回のクリエイター祭りのプロデュース! なんと現在進行形の解決法発表でした。

最後に、もう一度「あなたの職業は何ですか?」と会場へ問いかけた山本さん。そして「私の職業は山本神恵です、と言えるような活動をしていきたい」と締めくくりました。

心揺さぶる未来を創る…その第一歩がこのクリエイター祭り!

「クリエイターよ、もっとワガママになれ」
樫本祐輝さん(株式会社クリエイティブユニバースCEO)

株式会社クリエイティブユニバースCEOの樫本祐輝さん

トークセッション最後の登壇者は樫本祐輝さん。このイベントを主催する株式会社クリエイティブユニバースの代表取締役である立場から、クリエイターへメッセージを送りました。

クリエイティブ系のフリーランスを支援する樫本さん曰く、デザイン・プログラミング・動画などは「教養」となりつつあるとのこと。しかし、その時代の変化を見ようとせず「楽でいいや」と思っていたら、本気でやりたい人、挑戦している人はどんどん仕事が出来るようになっていくのと反比例して、現状維持どころかどんどん仕事がなくなっていくと警鐘を鳴らしました。

では、どうすれば良いのか。樫本さんは「クリエイターよ、もっとワガママになれ」と言います。このワガママはただ駄々をこねるとかの意味ではなく、もっと理想や個性を出していこうという意味。

生き方において信念や軸を問われる時代になってきている今、仕事は「貰う」から「創る」へ移行してきているそうで、そのために必要なのは強い個性を出して「尖る」ことだと樫本さんは断言します。

TO・GA・RE! 樫本さんのメッセージ性の強いスライドはいつも見る人の心を鷲づかみ

ガンガン個性を出していけば、SNSなどでそれを好きだと思う人に見つけてもらえる時代なので、ぜひ「ワガママ」になってほしいと、力説していました。

もちろん、何かをするのは面倒くさいし、つい「炎上が怖い」「年齢が…」「経験が…」などと言ってしまうこともあると思うけれど、その「めんどくさい」を突破できるほど本気で挑戦していくこと、自分の理想や個性に蓋をしないで、もっと「ワガママになること」と繰り返し説いていました。

最後に、

  • もっと世の中がどうなっていくのかアンテナを張る
  • 遠慮していたらどんどん置いていかれるので遠慮しない

つまり、いい意味でクリエイターは「ワガママ」に!とこの日一番のキラーフレーズを今一度放ち、降壇しました。

樫本さん「皆さん! ここSNSに載せるとこですよ!」

「ビデオレター」で登場! ママクリエイターの力に
かまたさん(筋肉イラストレーター)

トークセッションの間には、出産直後で当日会場に来られなかった筋肉イラストレーター、かまたさんからのビデオレターも流されました。

ゼロからのブランディング、お仕事ゲット術の凄さもさることながら、かまたさんの存在そのものが、特にご家族やお子さんを抱えなかなか前に進めずにいるママクリエイター志望の人たちにとって励みになったのではないでしょうか。

筋肉イラストが出てくると、どうしてもそちらに目がいってしまいます。変わらない吸引力

僕らの迷宮論破タイム(相談ブース・交流セッション)

トークセッションの後は、特設ブースでのお悩み相談と運営スタッフや参加者同士で自由に交流する時間となりました。クリエイター&クリエイター志望のリアルでガチなお悩みを突破するための時間とあって、皆さん積極的に相談ブースを回ったり、参加者同士で交流したりと、会場全体がとても賑やかでした。

それぞれの「迷宮」に向かう参加者の皆さん

相談ブースは「TheCreative」のメンバーによるクリエイターお悩み相談のほか、今回のスポンサーである「FREENANCE(フリーナンス) by GMO」さんと「デザイナー法務小僧」さんが、それぞれ保険・損害補償や法律など個別の相談を受けていました。

なかなか個人で相談に行くのはハードルが高いと感じますが、こういったイベントで気軽に専門家に質問できるのは嬉しいですよね。これはクリエイター志望だけでなく、ある程度クリエイターとして活動して来た人にも喜ばれそうです。

スポンサーのFREENANCEさんの相談ブース。対面で相談できるのはイベントならでは

名刺・ポートフォリオ置き場はクリエイターのアイデアが満載。参加者同士の話も弾みます

夢が可能性のある目標に変わるイベント

クリエイター祭りの魅力は何と言っても、(誰もが知っている売れっ子クリエイターではなく)ちょっと先を行く先輩がどうやって悩みを解決したのか、自身の体験から話してくれることです。

有名な凄腕クリエイターさんのお話を聞いても「すご~い!」とはなるものの、あまりにも凄過ぎて自分に落とし込めない、参考にできないこともあります。これ、ちょっと落ち込みますよね。

一方でクリエイター祭りの登壇者は「自分の目標や悩みを解決するため〇〇にチャレンジしました!」というフレッシュなクリエイターが多いので、クリエイターになりたい人や様々な悩みを抱える新米クリエイターさんが話を聞いたその日から実践できるヒントが得られやすいと思います。

また、同じ悩みを抱えるクリエイターとの出逢い・交流を楽しめる、一緒に頑張る仲間ができることも大きな魅力の1つ。

1人で悩んでいると「こんな初歩的な質問して笑われるんじゃないか」と心配になってなかなか相談できなかったりしますが、みんなで悩めば怖くない(笑)! 同じように悩んでいる人・悩んでいた人がいると知っただけでも少し心は晴れますし、「こんなに多くの人が悩んでいるなら、誰かに相談してみようかな」という気持ちにもなれます。

一緒に勇気を出してはじめの一歩を踏み出せる仲間、そして「大丈夫だよ!」と背中を押してくれる先輩。そんな人たちとの出会いは、「好きなことを仕事にしたい!」という夢から可能性のある目標に変わるきっかけとなるのかもしれません。

さて、今回のクリエイター祭りのもう1つのサブタイトルは「3年後の可能性を立証せよ」。今回参加された皆さんの3年後が楽しみですね!

最後はイベントキャラクター怪盗W…ではなく「ワカヤマくん」の筋肉ポーズで締めっ☆

写真撮影・写真提供
新レイヤ
https://leiya.goat.me/

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