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英語でスマートに自己紹介! ビジネスで使える基本表現

2021年2月17日(水)
山口 秀子(やまぐち ひでこ)

はじめに

英語は苦手だけど、初対面の外国人に自己紹介くらいは英語でしたい! という方のために、今回はビジネスで使える基本表現を紹介します。

通訳を通した会議のやり取りでも、挨拶や自己紹介を自分の言葉で行うことで、より誠実な印象を与えることができます。

今回は、名前はもちろん、社名や部署名、どのような仕事をしているかを英語でスマートに伝えるための表現を学び、動画を見ながら練習していきましょう。

ビジネスの自己紹介で使える英語表現

挨拶

初対面の相手には、まず笑顔で挨拶をしましょう!

Hello, Mr. Jones.
(ジョーンズさん、こんにちは。)

相手の名前をすでに知っている場合は、名前を呼びながら挨拶するのがおすすめです。名前を呼ぶことで相手に安心感を与え、良い関係を築くきっかけにできます。

「〇〇さん」と敬称で呼ぶ場合は、男性なら苗字の前にMr.(ミスター)、女性ならMs.(ミズ)を付けます。女性の場合は、既婚者ならMrs.(ミセス)、未婚者はMiss(ミス)と使い分けることもできますが、そもそも相手が結婚しているか分からない場合もあるので、基本的にはMs.を使えば問題ありません。

敬称を使う際のポイントは苗字、またはフルネームの前に付けることです。名前の前に敬称を付けることはありません。例えば、相手の名前がJennifer Jonesの場合、Ms. Jones、またはMs. Jennifer Jonesと言うことはできますが、Ms. Jenniferとは基本的に言いません。また、すでにお互い名前で呼び合う間柄ならHello, Jennifer.と挨拶することもできます。

Nice to meet you.
(お会いできて嬉しいです。)

日本人の「よろしくお願いします。」と同じ感覚で、初対面の挨拶時に必ず使われる表現です。

すでにメールや電話等でやりとりをしたことのある相手と、初めて顔を合わせることができた場合は、It’s nice to finally meet you.(やっとお会いできて嬉しいです。)と、会えた喜びを表現します。

また、よりフォーマルな印象を与えたい場合はIt's a pleasure to meet you.(お目にかかれて嬉しいです。)と言うこともできます。

名前

相手が日本人の名前に慣れていない場合もあるので、はっきりと分かりやすく伝えるようにしましょう。

I'm Taro Tanaka. Please call me Taro.
(田中太郎です。太郎と読んでください。)

My name is ~.でももちろんOKですが、日本語でも「私の名前は〇〇です。」とはあまり言わないように、少し堅い印象を与えます。自分の名前をしっかり覚えてもらいたい場合は、呼びやすいニックネームを伝えるのも良いでしょう。

ちなみに、私が南アフリカで働いていたとき、Gingerというニックネームで呼ばれていました。Hidekoという名前をなかなか覚えてもらえなかったり、「ハイデコ」と読まれたりしていました。初めて会う人にはPlease call me Ginger.と伝えると、すぐに覚えてもらうことができ、「なんでGingerなの?」と会話を盛り上げる良いきっかけにもなりました。

ちなみにGingerの由来は、「日本では何と呼ばれているの?」という同僚の質問に「ひーちゃん」と答えたら、それがGingerのように聞こえたところから来ました。説明が面倒くさいときは「当時は髪を赤く染めていたから」とか「ジンジャーエールが好きだから」とか適当に理由を伝えていました(笑)。

仕事なのにニックネームで呼ばれるのはちょっと…という方は、名前の最初の2文字で呼んで欲しい(例:名前が「たかひろ」ならPlease call me "Taka".)など、少しでも覚えやすく、発音しやすい呼び方を考えるのも良いでしょう。

役職・部署・社名

I'm in charge of developing software.
(私はソフトウェア開発を担当しています。)

打ち合わせの冒頭などで自己紹介をする際は、既に他の出席者の社名等を知っている場合が多いと思います。そのような場合でも、日本ではまず社名・部署を伝えるのが一般的ですが、英語の自己紹介では「自分が何を担当しているか」を伝えることが重要です。

I'm in charge of…と担当している内容を伝えることで、なぜ自分がこの打ち合わせに出席しているのか、その理由を理解してもらうことができます。

I'm a system engineer.
(私はシステムエンジニアです。)

役職・担当を伝える際は、このようにシンプルに伝えます。I'm aの後に続く自分の役職・担当は英語でどのように言うのかを事前に調べて覚えておきましょう。特にIT関連の役職・担当はそのまま英語で表現できるものも多いのですが、本当にその表現で意味が正しく伝わるのかも確認しておくと良いでしょう。

I work in the marketing department.
(私はマーケティング部で働いています。)

部署はI work in (部署).という形で伝えます。名前とセットでI'm Taro from the marketing department.(マーケティング部の太郎です。)と伝えることもできます。

I'm from ABC Corporation.
(ABC社の者です。)

社名はI'm from (社名).という形で伝えます。

また、役職・部署・社名をまとめて伝えることもできます。その場合、英語では情報を伝える順番が日本語とは逆になるので気を付けましょう。

I'm a manager of the engineering department at ABC Corporation.
→ 英語:役職・部署・社名

(私は、ABC社 エンジニアリング部 マネージャーです。)
→ 日本語:社名・部署・役職

ここまでに学んだ自己紹介で使えるフレーズを、動画を見ながらリピート練習してみましょう!

一言メッセージ

Thank you for your time today.
(今日はお時間をいただき、ありがとうございます。)

Thank you for coming all the way to our office.
(はるばる弊社オフィスまでお越しいただき、ありがとうございます。)

I'm looking forward to working with you.
(一緒に働けるのを楽しみにしています。)

自己紹介の最後に、感謝の気持ちや今後一緒に働くことを楽しみにしている旨を伝えることができると良いですね。

この3フレーズもとても便利なので、いざというときにすぐに言えるように、動画を見ながら練習しておきましょう!

英語で自己紹介・挨拶をする際の3つのポイント

ポイント① 握手は適度な力で

英語で自己紹介や挨拶をする際には、必ずと言って良いほど握手をします。相手の手を握る力が弱すぎると「この人元気がないのかな?」と心配されてしまう可能性があります。また、強く握りすぎても相手に痛い思いをさせ、攻撃的な印象を持たれてしまうため、適度な力加減で握手をするようにしましょう。

また、手を上下に振ることや、必要以上に長く握手をすることも避けましょう。ちなみに、握手1つ取っても、お国柄によってルールや個性があるのでとても面白いです。私の留学していたガーナでは、握手が終わった後、手を離す直前にお互いの指で「パチン」と音を鳴らします。手を離しながら、お互いの中指をつまんで弾いてから離すイメージです。

また、よく出張で行っていた韓国では、目上の人と握手する際には、左手を右肘に当てて握手をしていました。このような各国のルールや文化を学びながら、相手に合わせて使いこなせると楽しいですね。

なお、日本人は握手をする際に手元を見がちですが、しっかり相手の目を見て、笑顔で挨拶するようにしましょう。

ポイント② 名刺に頼らない

日本での自己紹介といえば名刺交換というイメージで、名刺を渡しながら社名・名前を伝え、その他部署や役職等の詳細は名刺を見てね、というパターンが多いですよね。

アジア圏の国では同じように名刺を大切にする場合もありますが、それ以外の地域では名刺はあくまでも連絡先を交換するために使うという役割で、自己紹介はしっかり自分の言葉で行う必要があることが多いです。

私が南アフリカで働いていたときには、経費削減のためでもあったようですが「名刺を持つのはマネージャー以上」というルールがあり、一般社員は名刺を持たずに仕事をしていました。

「部署や役職は名刺に書いてあるから分かるでしょ」と思わずに、しっかりと自分の言葉で自分の担当や役割を伝えられるようにしましょう。

ポイント③ 話し方(声の大きさ・スピード)

英語での自己紹介に慣れていないと、声が小さくなったり、話すスピードが速すぎたり、相手にとって聞きにくい話し方になってしまうことがあります。

自己紹介の目的である「自分のことを相手に知ってもらう」ことを達成するため、また、今後の仕事をスムーズに進められるように良い印象を与えるためにも、しっかり相手に聞こえるボリュームの声で、聞き取り易いスピードを意識して話しましょう。

弊社が行っているビジネス英語コースの最初のレッスンでも、自己紹介はしっかり時間をかけて練習します。こちらも動画を見ながら練習し、いざというときにも落ち着いて自己紹介できるように準備しておきましょう。

おわりに

今回は、ビジネスシーンにおける英語の自己紹介で使える表現やポイントを紹介しました。より良い第一印象を与え、その後の仕事をスムーズに進めるためにも、自己紹介はとても大切です。

自分の担当・役割をしっかり伝えることや握手をすること、アイコンタクトを意識することなど、名刺交換やお辞儀がメインの日本人同士の挨拶とは違う点が多く、最初は戸惑うことが多いかも知れません。

今回紹介した動画で良い例・悪い例を紹介しているので、なるべく良い例のようにスマートに自己紹介ができるように、今のうちにしっかり練習しておきましょう!

著者
山口 秀子(やまぐち ひでこ)
株式会社グローレン
株式会社グローレン マネージャー。学生時代、ガーナに1年間留学。外資系自動車メーカーにて、南アフリカへの2年の駐在やグローバルプロジェクトのPMO、役員通訳を勤める。日系商社にて海外メーカーとの取引・交渉も経験。現在は、ビジネス英会話等のレッスンカリキュラム・教材作成を担当し、オンライン学習プログラムMOVAEICを企画・運営。TOEIC985点。

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