Meta ConnectでXR・メタバースに関わる発表多数
先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。特にMetaが開催した開発者会議Meta Connect 2024ではさまざまな情報が発表されました。
ついにMRヘッドセットのカメラ経由の情報を利用可能に
Metaは9月末に開催した開発者会議Meta Connectにて、VR/MRヘッドセット「Meta Quest」の開発者向けに「パススルーAPI」を提供する計画を明らかにしました。「パススルー」とはMRモードの際に周囲を確認する機能のこと。予告通りAPIが提供されれば、サードパーティーの開発者でも「Meta Quest」独自の拡張機能を使用できるようになります。
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Metaが開発者待望の「パススルーAPI」を予告 2025年初に提供か
https://www.moguravr.com/quest-passthrough-api-camera-access-2025/
さらばHoloLens 2、一時代の終焉
マイクロソフトはMRデバイス「HoloLens 2」の販売終了を発表しました。現在の在庫がなくなり次第、新規販売を停止します。ソフトウェアサポートは2027年12月31日まで継続されます。
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「HoloLens 2」在庫限りで販売終了 ソフトウェアのサポートは2027年末まで
https://www.moguravr.com/microsoft-discontinuing-hololens-2/
Metaが2400点以上の超リアルな3Dモデルが無償公開へ
MetaのVR/AR/メタバース部門である「Reality Labs」のR&Dチーム「Meta Reality Labs Research」が、新たな3Dモデルのデータセット「デジタルツインカタログ(Digital Twin Catalog、DTC)」を公開しました。DTCには、2,400以上の高品質な3Dモデルが含まれており、現実世界の物体との視覚的な区別がつかないほど精密なレンダリングが可能です。
本ニュースの詳細はこちら:
Metaが写真から作成した高精度な3Dオブジェクトのデータを公開 Shopifyと提携してさらに加速
https://www.moguravr.com/meta-reality-labs-research-digital-twin-catalog/
外部センサー不要のトラッカーがPCVRにも対応
HTCのトラッキング用デバイス「VIVEトラッカー(Ultimate)」が、SteamVRをサポートするすべてのサードパーティー製のPCVRヘッドセットに対応しました。VIVEトラッカー(Ultimate)は、身体やモノに取りつけて動きをトラッキングできるデバイスです。リアルの身体の動きとバーチャル空間のアバターの動きを同期するフルトラッキングデバイスとして知られています。また、セルフトラッキングを搭載し、通常のVIVEトラッカーのようにベースステーションを必要としません。
本ニュースの詳細はこちら:
「VIVEトラッカー(Ultimate)」がSteamVR対応のPCVRヘッドセットで利用可能に Meta Quest 3やPico 4 Ultraにも対応
https://www.moguravr.com/vive-tracker-ultimate-2/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
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