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| 本質的な技術スキルを身に付けて欲しい | ||||||||||
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ここからは、経験から技術的なスキルに話題を変えます。技術的なスキルにおいて大切なのは、1つのテーマを突き詰めることです。プログラミングにしてもネットワークにしても、1つでいいから極めた知識を持っていることが大切です。そうすれば、その知識から幅を広げていくことができるのです。 プログラミング言語の種類はたくさんありますが、本質的な部分はあまり変わりません。そこをつかむことができれば、あとは応用です。例えばJavaを2〜3年の間で深く掘り下げ、他の言語にも取り組んでみる。それによって、Javaと新しい言語の違いを比較できるようになります。また、Javaのよさを見つけられるかもしれません。こういったことの積み重ねをすることで、本質的なスキルを身に付けられるようになるはずです。 このことはネットワークにしても同じです。例えば、TCP/IPは数10年も前から使われているものですから、TCP/IPをきちんと理解していれば、最新のネットワーク機器の設定やトラブルシューもできるようになります。データベースの世界でも同じです。Oracleの経験者がSQL Serverにはじめて触れたとしても、データベースの本質を理解していれば比較的容易に取り組めるでしょう。また両方を経験することで、OracleとSQL Serverのメリットを踏まえてどちらを使ったほうがいいかを判断することもできます。 |
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| 論理的な思考力を、プログラミングで鍛える | ||||||||||
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技術的な経験やスキル以上に、コンサルタントになってから大切になってくるのがコミュニケーション能力と論理的な思考力、さらには段取りの能力です。 コンサルタントは人を動かすのが仕事ですから、人とのコミュニケーションが非常に大事です。「課題はこれです」や「このように解決すべきです」と相手に伝えた上で、アクションを起こしてもらわなければなりません。 ここで大切なるのが論理性です。誰もが納得できる、筋の通った説明ができなければ、いくら口が達者でもだめなのです。ですから、きちんと論理的に考える力はとても大事なのです。 この筋が通った説明をするときに、プログラミングをしたことがある方とそうでない方で違いがでる部分です。当然、コンピュータは正しいコードをきちんと書かないと動きません。その上で経験を積み、処理の順番を変えたり、共通化したり、あるいはアルゴリズムを組みなおしたりして、最適なコードが書けるようになります。こうしたことが、実際の世界で論理的に考えることの訓練になるわけです。 そういう意味では、プログラミングの経験は無駄にはなりませんし、コンサルタントに限らず、そうした能力を生かす場面は多々あると思います。 |
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