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| ユーザ企業のシステム運用環境 | ||||||||||||||
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ユーザ企業はどういった環境(稼動環境)で人事管理/給与計算/勤怠管理システムを運用しているかについて、すでにシステム化されている企業に対して、それぞれのシステム稼働環境を質問してみました。この質問の回答から、たった3年間でのインフラ面で大きな進化・浸透があったことが結果としてあらわれました。 ![]() 図10:人事管理システムの稼動環境 ![]() 図11:給与計算システムの稼動環境 ![]() 図12:勤怠管理システムの稼動環境 図10〜12のグラフから、現在稼動しているシステムはC/S型のパッケージを採用している企業が平均50%を超えるという、圧倒的な結果となりました。 この調査結果を過去のデータと比較して、顕著にあらわれているのが、「大型汎用機・オフコンの減少」「Webシステムの大幅な増加」ということです。特に前年の調査結果と比較すると、Webシステムが人事管理・給与計算ともに約10倍に増加しています。 前々年の調査では、Webシステムで稼動する人事管理・給与計算システムを利用しているという回答はなく、大型汎用機やオフコンでは3〜8%程度の減少が見られました。 人事管理においては人事部門だけでなく、全社的に人事データを活用するという流れがあります。また、給与計算については、業務の集約化などによる拠点業務の見直しによってWebシステム構築が進んだのではないかと推測できます。 しかし、今後は個人情報保護法などの影響を受け、社内であっても必要以上の個人情報の公開を避ける企業も多くなることでしょう。そういったことから、Webを活用した社員情報公開・検索システムよりも、個人情報の変更などの申請業務を各社員に直接申請させるWebシステムが多くの企業での導入検討が進んでいくのではないでしょうか。 勤怠管理はWebシステムが30%と人事管理/給与計算の約3倍という結果です。ここまでの差がでると予想をしていませんでしたが、Webシステムの操作性やメンテナンス性、TCOなどを評価した結果であるといえるでしょう。 |
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| 最後に | ||||||||||||||
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次回では企業で運用している現行システムに対してさらにフォーカスをあて、他システムとの連携状況、システムの満足度や問題点についての調査結果を報告していく予定です。 |
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