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| 解決策はあるか | ||||||||||||
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情報システム部門には、「連携を行うために個別に連携プログラムを開発する」「新規にシステムを構築して対応する」という2つの選択肢がある。新規にシステムを構築する場合は、実現手段として「ビジネスプロセスそのものをパッケージに置きかえる」「システム同士を接続してデータ連携を行うハブのような基盤を別途用意する」などが考えられる。 イメージとしては、前者はERP、後者はEAIを考えるとわかりやすい。 ![]() 図3:ERP、EAI、EIPによる統合の概念図 出所:みずほ情報総研 ポータルは、システム同士を接続するハブを構築する点ではEAIに近いが、そのハブをどこで実現するのかによってアプローチが異なってくる。 EAIはデータとアプリケーションの統合・加工を行うが、ポータルはアプリケーションと利用者の業務役割を紐付け、ポータル画面、つまりプレゼンテーション部分での統合・制御を行う。 ビジネスプロセスの変更によってシステムがかわる部分は、システムを構成する機能そのものではなく、機能を利用する組織・役割、そして活用する手順である。ポータルが注目されている理由の1つは、機能と組織・役割や手順とを分離することで、紐付けの変更を容易に実現しているからである。 |
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