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| VxFSファイルシステム | ||||||||||||||||
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Storage Foundation のコアとなる2つ目のコンポーネントは、VxFSファイルシステムです。VxFS は、POSIXに準拠した高機能、高性能のファイルシステムであり、UNIX系の主要なプラットフォームとLinux に対応しています。POSIXに準拠しているということは、UNIXのアプリケーションが変更や調整なしでVxFSのメリットを活用できる、という意味でもあります。 15年余りにわたる開発と導入の実績を基盤にしたVxFSは、UNIX環境とLinux環境で使用できる最も堅牢で、スケーラビリティが高く、高機能のファイルシステムであると言えます。 |
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| Storage Foundationに統合できるソフトウェア | ||||||||||||||||
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Storage Foundationのコア部分の価値は、その機能や堅牢さだけにあるのではありません。Symantecや他のベンダーの主なデータセンターソフトウェアコンポーネントと統合することも可能です。図2は、その点を示した図です。また、表2では、データセンター全体、企業全体のストレージやファイルの総合的な管理機能を用意するためにStorage Foundationと統合できる主なエンタープライズソフトウェアコンポーネントをまとめています。
表2:Storage Foundationのコアに統合できるコンポーネント これらのコンポーネントを統合できるStorage Foundation には、データセンターやエンタープライズストレージ管理やファイル管理の問題に対する総合的なソリューションが用意されています。これはまさに、企業のコンピュータシステムに関する要件がますます範囲を広げ、複雑になっている中で、そのようなニーズに対応できるように機能を拡張していくことが可能なソリューションであると言えます |
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| Storage Foundationの新機能 | ||||||||||||||||
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Storage Foundation のコアとなるVeritas Volume Manager(VxVM)とVxFSファイルシステムの最初のバージョンが登場したのは、1990 年代の初めでした。それから15年余りが経過し、UNIX系エンタープライズコンピュータシステムの性質も大きく変化してきました。 UNIX システムは、処理能力の点でも、ギガバイトクラスのプライマリメモリの点でも、性能が飛躍的に向上しており、大量のデータ処理にかかわる問題にも対応できるようになっています。各企業が基幹アプリケーションをUNIX システムで安心して実行できるようになると、データセンターで使うUNIXシステムの数が大幅に増加しました。その結果、システム管理の急所とも言うべきポイントが増え、アプリケーションとその基盤になるコンピュータとの関係が変化していく状況を適切に管理するという課題も新たに突きつけられるようになっています。 さらに重要な点として、オンラインストレージが登場し、ストレージネットワークによってコンピュータシステムにオンラインストレージを接続できるようになった結果、システム配備の柔軟性とデータの堅牢さが高まった一方で、ストレージデバイスとその接続先のコンピュータを管理するという課題も発生しています。 Veritas Storage Foundationは、こうした発展と歩調を合わせてきました。これまでにリリースされた5つの主要バージョンでは、ユーザー側ですでにインストールされている設定との互換性を維持しながら、機能、スケーリング、プラットフォームサポートを徐々に拡充してきました。最新版のStorage Foundationであるバージョン5では、性能をさらに改善し、重要な機能を新たに追加しただけでなく、エンタープライズストレージ管理とファイル管理に関する次の3つの大きなニーズにも対応しています。
表3:エンタープライズストレージ管理とファイル管理に関する次の3つの大きなニーズ この後のセクションでは、これらの要件を取り上げ、Storage Foundationバージョン5がそれらの要件にどう対応しているのかについて説明します。 |
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