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| サーバとストレージの構成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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ここでは、テストに用いたDell PowerEdge 2850サーバとESX Server 2.5.1の導入および構成方法を説明します。次の表2は、使用したハードウェア・コンポーネントをまとめたものです。
表2:ESX 2.5.1 Serverのホスト構成 Dell PowerEdge 2850サーバは、表2に示したQlogic 2340ファイバチャネルHBA(ホストバスアダプタ)を経由してストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)に接続しています。ストレージは、SANに接続したDell|EMC CX300から提供されます。今回のテスト環境では、CX300内に搭載された12台のドライブを検証用に割り当てました。サーバ上ではハイパースレッディング機能を有効にしており、これを全テストで利用しています。 ![]() 図1:Microsoft Exchange Server 2003フロントエンドのテスト構成
表3:Dell|EMC CX300 SANの構成 下記の図2には、CX300のディスク・アレイ構成をまとめています。今回、一連のテストで使用した構成では、CX300内のエンクロージャから12台のディスク(ディスク番号0〜11)を使って5つのRAIDグループを作成しました。 ![]() 図2:ESX ServerのVMFS、VMDK、仮想ディスクLUNの割り当て
表4:5つのRAIDグループ インターネット・メール・プロトコルのメッセージング・トラフィックから生じるワークロードの場合、一般に重いI/O負荷はかかりません。よって、仮想インフラストラクチャを設計するとき、フロントエンドサービス用のVMは、ESXホスト内のローカルなRAID/SCSIコントローラを使い、バックエンドサービス用のVM(例えば、Exchange Server 2003メールボックス・サーバをサポートするVM)は、SANに接続したストレージを使うという運用形態が可能です。 今回のテストでは、RAID1を構成したLUNと、RAID5を構成したLUNを組み合わせて使っています。実業務用のメッセージング環境では、すべてのESX ServerおよびVM LUNに、フォルトトレランス付きのRAIDレベルを採用するようお勧めします。 |
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