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| VMware ESX ServerとExchange Server 2003のセットアップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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VMware ESX Server 2.5.1(注:2)は、ローカルのRAIDコントローラからブートするようインストールしました。インストール手順は、デルのベストプラクティス(実用上、最適な推奨案)を参考にしています。詳細は、『Dell VMware ESX Server 2.5.1デプロイメント・ガイド』をご参照ください(注:3)。
※注2:
VMware ESX Server 2.5.1ビルド14182:ビルド番号14182の製品は、ビルド番号13057のESX 2.5.1リリース製品に、アップグレード・パッチ1 を適用したものと同等です。
※注3: デル製品を対象としたESX 2.5.1 のデプロイメント・ガイドは、 http://www.dell.com/downloads/global/solutions/vmware_251_deployment_guide.pdfをご参照ください。 この構成では、サービスコンソールと各VMでオンボードのRAIDコントローラを共有しています。また、内蔵ディスク上には、8GBのVMkernelスワップ・ファイルを作成しました。物理的に搭載されているRAMをフル活用するには、このスワップ・ファイルの大きさを、少なくとも物理RAMと同じ大きさにする必要があります。テストで使ったPowerEdge 2850には、8GBのRAMがインストールされているため、VMkernelスワップ・ファイルも8GBにしました。 ネットワークには、サービスコンソール専用にオンボードのNICを割り当て、また、仮想マシン専用にPCIベースのNICを2枚割り当てました。 |
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| VMの作成とゲストOSのインストール | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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ESX ServerのMUI(VMwareのWeb管理インタフェース)を使い、Windows 2003 Enterprise ServerをゲストOSとして含む2つのVMを作成しました。各VMには、1つの仮想CPU(VCPU)と3.6GBのRAMを設定しています。 VMware ESX Serverは、1つのVMにつき最大3.6GBのメモリと、5つの仮想PCIスロットをサポートします。各VMは、2つの仮想SCSIコントローラと2つの仮想Ethernetカードを構成しました。Windows 2003 Enterprise ServerのVMは、デフォルトで、仮想LSI Logicコントローラを使用します。仮想Bus Logicコントローラを使うときは、VMware社のWebサイトに設けられたダウンロード・セクションからドライバをダウンロードし、インストールしてください。 各SCSIコントローラは、それぞれ1台の仮想ディスクをホストするよう構成しました。これにより、VMware ESX Serverの仮想化レイヤを十分に活用することができます。また、1つの仮想SCSIコントローラで2台の仮想ディスクをホストしてしまうと、オーバヘッドが必要以上にかかる恐れがあるため、それを避けています。 仮想ディスクは、VMFSボリューム上に保存しました。VMFSとは、仮想マシン用のディスク・ファイルを保存するためにVMware社が独自開発したファイルシステムです。VMFSファイルシステムでは、用途に応じてブロック・サイズをきめ細かく調整することもできますが、今回のテストでは、デフォルトのブロック・サイズをそのまま使用しました。 VMFS-2は、ESX Server 2.5.1が使用するバージョンのファイルシステムです。VMDK(Virtual Machine DisKsの略)は、仮想マシンのディスクファイルで、拡張子に.vmdkが付きます。 |
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| ゲストOSにインストールするVMwareツール | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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両方のVM内に、各種のVMwareツールをインストールしました。VMwareツールから、VMware SVGAビデオ・アダプタと仮想ネットワーク・アダプタ(VMXnetアダプタとも呼びます)用のドライバがインストールされます。また、ゲストOS内にVMwareツールをインストールすると、vmmemctl(VMwareのメモリ管理ドライバ)も自動的にインストールされます。このvmmemctlドライバは、動的なメモリ・リソース管理のサポートに利用されます。 |
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| Microsoft Exchange Server 2003 のインストール | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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Microsoft Exchange Server 2003は、フロントエンド・サービス向けの推奨事項を参考にしながら、ExchangeServer 2003のインストール・ウィザードを利用してインストールしました。 Exchangeの実行ファイル群は、デフォルトのパスとOSのシステムディスク上にインストールし、データベースとトランザクション・ログは、他の仮想ディスクに格納しました。トランザクション・ログとデータベースを正しい論理ドライブに移動するときは、Exchange System Managerツールを使いました。両方の仮想マシンともExchangeを新規インストールしたので、2つ目のExchangeサーバは、Exchange Organizationに正しく参加させることができます。 Exchange Server 2003の基本的なインストール手順に加え、Windows Serverコンポーネントの追加インストールや、netdiagとdcdiagの稼動など、Active DirectoryとDNSインフラストラクチャを機能させるのに必要な諸設定も行いました。 Exchange Server 2003をインストールした後、Exchange Server 2003 SP1を適用し、次に、SP1アップデート(06.05.06.7226)を適用しました。 ネットワークをそれぞれ切り離し、フロントエンド・メッセージング・サーバ環境で良く見られる複数のIPネットワークを再現するため、両方のExchange Serverを分割した仮想ネットワーク上で稼動するよう構成しました。 |
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