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| オープンソースのサーバ管理ソフトウェアGanglia | ||||||||||
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遠隔地にある大量のLinuxサーバ(管理対象ノード)を一元管理する管理ソフトウェアとして有名なものの1つに「Ganglia」があります。Gangliaはオープンソースソフトウェアで、バイナリとソースを入手することができます。2007年10月時点での最新バージョンは3.0.4です。 Gangliaが管理できる主な項目は以下のとおりです。
表2:Gangliaが管理できる主な項目 これらの情報を時系列のグラフとしてWebブラウザで見ることも可能です。 Ganglia管理サーバを構築するには、Gangliaサーバ上にHTTPサーバを構築しておく必要があります。一方、Gangliaの管理対象ノードにはHTTPサーバなどは不要で、「gmond」と呼ばれるデーモンを動作させるだけです。なおGangliaはRed Hat Enterprise Linux 5やSUSE Linux Enterprise Server 10で稼動させることが可能です。
※注2:
Gangliaは標準でRed Hat Enterprise Linux 5、SUSE Linux Enterprise Server 10には含まれていません。Gangliaは利用者の自己責任で導入、運用する必要があります。Gangliaを稼動させたことによる不具合や損害が発生したとしても、サポートは受けられませんので、導入には十分ご注意下さい。
以下では、Red Hat Enterprise Linux 5で稼動させるGanglia管理サーバ、管理対象ノードの設定手順を示します。 |
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| Gangliaサーバのインストール方法 | ||||||||||
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RRDToolsバイナリとGangliaのバイナリを以下URLから入手します。
RRDToolsバイナリのダウンロードURL
http://dag.wieers.com/rpm/packages/rrdtool/perl-rrdtool-1.2.23-1.el5.rf.x86_64.rpm http://dag.wieers.com/rpm/packages/rrdtool/rrdtool-devel-1.2.23-1.el5.rf.x86_64.rpm http://dag.wieers.com/rpm/packages/rrdtool/rrdtool-1.2.23-1.el5.rf.x86_64.rpm GangliaバイナリのダウンロードURL http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/x86_64/ganglia-gmetad -3.0.4-3.el5.x86_64.rpm http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/x86_64/ganglia-gmond -3.0.4-3.el5.x86_64.rpm http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/x86_64/ganglia-web-3.0.4 -3.el5.x86_64.rpm 次に「rrdtool」と「perl-rrdtool RPM」をGanglia管理サーバとなるLinuxマシンにインストールします。
# rpm -vhi rrdtool-1.2.23-1.el5.rf.x86_64.rpm \
ganglia-gmetad RPMを管理サーバにインストールします。
# rpm -vhi ganglia-gmetad-3.0.4-3.el5.x86_64.rpm
ganglia-web RPMを管理サーバにインストールします。
# cd
HTTPサーバを設定します。 DocumentRootが/var/www/html以外に設定されている場合は、「# ln -s /data/html /var/www/html」などのコマンドでリンクを作成してください。 次に/etc/gmetad.confファイルを編集します。 data_sourceの「HP Blade Server」というのはクラスタ名です。25は管理ポーリング間隔で、クラスタ名とポーリング間隔、管理対象ノードのIPアドレスとポート番号を記述します。 trusted_hostsには信頼できる管理対象ホストのIPアドレスを記述しておきますが、すべての管理対象ホストを信頼できる場合はall_trusted onを指定することも可能です。 setuid_usernameについてはユーザ名gangliaを指定しておきます。Gangliaではここで指定したユーザ「ganglia」が必要ですので、ユーザが存在しない場合はuseraddコマンドで事前に作成しておく必要があります。これは管理サーバ及び管理対象サーバのどちらにも必要なユーザです。 rrd_rootdirには、ganglia-gmetad RPMに含まれる「/var/lib/ganglia/rrds」ディレクトリを指定します。デフォルトでは「/var/lib/ganglia/rrds」になっているはずです。 |
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