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Borland StarTeamによる構成管理
第３回：障害対応時の変更要求ワークフロー
著者：
ボーランド 富山 義明
2006/1/23
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3 プロジェクト管理者による作業担当者の割り当て
クロスプラットフォームクライアントを使って、「StarDraw」プロジェクトに対して「MManager」ユーザでログインします。このユーザのパスワードはデフォルトの状態では設定されていません。
プロジェクト管理者は、「StarDraw」プロジェクトに登録された変更要求の状態を調べるために、右上ペインで「変更要求」を選び、左ペインでルートフォルダ「StarDraw」を選択し、「すべての子孫」ボタンをクリックし、フィルタから「By Status & Responsibility」を選択します。
図6：担当作業者の割り当て
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
すると「新規」状態の変更要求が確認でき、「＋」ボタンを展開すると担当者の割り当てもなされていないことがわかります。この変更要求を選択した状態でメニューから「変更要求 → プロパティ」を選択すると変更要求の編集画面が開きます。「ステータス」のプルダウンから「対応開始」を選び、「担当者」のプルダウンから「Dawn Developer」を選択します。
図7：「Dawn Developer」画面
終わったらメニューから「プロジェクト → 終了」を選択して、クロスプラットフォームクライアントを終了します。
4 作業担当者による不具合修正ステータスの更新
クロスプラットフォームクライアントを使って、「StarDraw」プロジェクトに対して「DDeveloper」ユーザでログインします。このユーザのパスワードはデフォルトの状態では設定されていません。右上ペインで「変更要求」タブを選択すると、自分に割り当てられた変更要求が太字で表示されているのがわかります。
図8：作業担当者による不具合修正ステータスの更新
（画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します）
修正作業を開始するため、変更要求の「ステータス」を「対応開始」から「処理中」に変更し、メニューから「変更要求 → アクティブ処理アイテムに設定」を選びます。
※注3：
「アクティブ処理アイテム」とは、現在の個人の作業ターゲットをマークするためのものです。ここの例では、自分に割り当てられた変更要求アイテムを「アクティブ処理アイテム」にしました。
StarTeamでは変更要求のほかに、タスクアイテムや要件アイテムを「アクティブ処理アイテム」として設定することができます。なお、アクティブ処理アイテムの設定はクロスプラットフォームクライアントのステータスバーに表示されます。
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著者プロフィール
ボーランド株式会社 富山 義明
プロダクトビジネス本部 プロダクト・マネージャ
東京大学大学院理学系専攻科博士課程中退、理学修士。1992年日立CE（現日立IT）入社後、セキュリティビジネスセンタ長等を経て、2000年外資系企業へ。2003年、ボーランドに入社し、その後、アプリケーション開発の管理系製品の説明で国内を飛び回っている。
INDEX
第3回：障害対応時の変更要求ワークフロー
はじめに
障害対応時の作業フロー
3 プロジェクト管理者による作業担当者の割り当て
5 作業担当者による不具合の修正
