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はじめてのサーバサイドJava
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第4回:Windows/Linux共通の基本環境の設定

著者:山田 祥寛   2006/4/21
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はじめに

   本稿では、Windows/Linux共通の環境構築の手順を紹介します。
mod_jkのインストールと設定

   mod_jkは、TomcatとApacheの連携を行うための「コネクタ」です。mod_jkのインストールを行う前に、まずはJSP&サーブレットアプリケーションを保存するためのフォルダ(アプリケーションフォルダ)を用意します。

   Tomcatには、デフォルトで「%CATALINA_HOME%/webapps」フォルダが用意されています。webappsフォルダ配下に配置されたフォルダは、ひとかたまりのアプリケーション(コンテキスト)として認識されます。

   本稿では、サンプルとして「marugoto」フォルダを作成することにしましょう。そのほか、必要なフォルダも図1を参考に作成してください。

アプリケーションルート配下のフォルダ構成
図1:アプリケーションルート配下のフォルダ構成

   フォルダを作成後、以下のURLでアプリケーションルートにアクセスできるはずです。

http://(コンピュータ名またはIPアドレス):8080/marugoto/
または
http://localhost:8080/marugoto/

   図2のように表示されれば成功です。

marugotoアプリケーションの確認
図2:marugotoアプリケーションの確認
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

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WINGSプロジェクト  山田 祥寛
著者プロフィール
有限会社WINGSプロジェクト   山田 祥寛
Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト(http://www.wings.msn.to/)」の代表。主な著書に「10日でおぼえる入門教室シリーズ(Jakarta・JSP/サーブレット・PHP・XML)」(以上、翔泳社)、「書き込み式 SQLのドリル」(ソシム)など。最近ではIT関連技術の取材、講演まで広くを手がける毎日。

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第4回:Windows/Linux共通の基本環境の設定
はじめに
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