「T2 SDE 26.6」リリース ─ Linuxシステム構築環境がアップデート

KDE Plasma統合とRISC対応を強化

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 T2 SDE Projectは6月3日(現地時間)、ソースベースLinuxディストリビューション・ビルド環境「T2 SDE 26.6」をリリースした。

 「T2 SDE」は、ソースコードからLinuxシステムを構築するためのシステム開発環境(System Development Environment)。クロスビルドや複数アーキテクチャ対応を特徴としており、x86-64、ARM64、RISC-V、PowerPC、SPARC、MIPS、Alphaなど、様々なCPUアーキテクチャ向けのLinuxシステムを構築できる。

 「T2 SDE 26.6」では、KDE Plasma Desktop統合の強化、FlatpakおよびDiscoverアプリストア対応、RISCアーキテクチャ向けサポート拡大、ツールチェーン更新などが行われている。

 「T2 SDE 26.6」のハイライトは次の通り。
〇FlatpakとDiscoverアプリストアを標準統合
〇musl/LLVM/ClangベースでもKDE Plasmaデスクトップを提供
〇Alpha、IA-64、SPARC、HPPAなどRISC系アーキテクチャ向けKDE Plasma対応を拡大
〇ARM64向けMesa Panfrost対応、RISC-V向けPowerVR対応を改善
〇Apple T2 Mac向けLinuxカーネルパッチを取り込み
など。

 本リリースでは、3200件以上のchangeset、3900件以上の更新、約260件の問題修正、211件以上のパッケージまたは機能追加が行われた。公式発表では、x86-64やARM64 glibc環境に加え、musl/LLVM/Clangベースのビルドや、DEC Alpha、SGI MIPS64などのRISCアーキテクチャでも、再現可能なWaylandベースのKDE Plasma環境を提供するとしている。

 「T2 SDE 26.6」は、x86-64、arm64、riscv64、ppc64le、sparc64、mips64、alpha、ia64など、複数アーキテクチャ向けのISOがWebサイトで提供されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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