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| はじめに | ||||||||||||||
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こんにちは、ビーブレイクシステムズの川﨑です。前回までは、Eclipse SWTおよびJFaceについての新機能を説明してきました。今回はプラグインやEclipse RCPの開発環境についての新機能を解説します。 |
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| エディタの機能強化 | ||||||||||||||
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開発環境で使用頻度が高いのがエディタです。豊富な機能と操作性のよさによって、作業のはかどり具合が大きく左右されます。以降より、エディッタに関連するEclipse 3.2の新機能を説明します。 |
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| MANIFEST.MFファイルの構造体比較 | ||||||||||||||
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Eclipse 3.1でのマニュフェストファイルの比較機能は単純な文字列の差分を比較するというものでしたが、Eclipse 3.2では構造体単位での比較機能が追加されました。具体的にはマニュフェストファイルをヘッダ単位で差分の有無が比較できます。 図1の例で示すと、右上の「MANIFEST構造体の比較」という欄が新しく追加された機能の部分です。 このように、「Bundle-SymbolicName」ヘッダに差分があることが一目でわかります。ヘッダ名をクリックすると、画面下部の「MANIFEST比較」では選択されたヘッダの差分情報のみが表示されます。 また、Eclipse 3.1のマニュフェストビュアーはソースは単一色での表示でしたが、Eclipse 3.2ではソースをヘッダ/属性/値といったトークンに分解し、文字の色/太字/斜体を設定することが可能になり、どのヘッダにどういう値が入ったのか非常に見やすくなりました。 設定するには、「メニューのウィンドウ → 設定 → プラグイン開発 → エディタ」で開かれた画面の「MANIFEST強調表示」タブから行います。 |
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| build.propertiesファイルの検証機能 | ||||||||||||||
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ビルド時にbuild.propertiesファイルの問題をチェックする機能が追加されました。これは、検出された問題をJavaソースと同様にエディタの左端に問題もしくはエラーの存在を示すアイコンを表示するものです。そのアイコンの上にカーソルを置くとその内容の詳細が表示されます。 build.propertiesファイルの問題のレベルを設定するには、「メニュー → ウィンドウ → 設定 → プラグイン開発 → コンパイラー」のプラグイン・タブを選択し、一番下の「build.propertiesファイルの問題」のコンボボックスで行います。 ![]() 図4:build.propertiesファイルの警告表示 |
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| マニュフェストファイルのクイックフィックス | ||||||||||||||
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機能拡張として、マニュフェストファイルでもクイックフィックス機能が使用可能となりました。 ![]() 図5:MANIFEST.MFファイルのクイック・フィックス |
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