情報表示機能を比較する!
Nagios
NagiosはWebブラウザを用い、収集した情報の表示を行います。障害表示機能は一覧表示のみに対応し、過去の履歴を表示することはできませ ん。これはNagiosが過去に情報収集したデータを保存していないためです。同様の理由から、最新のデータを表示することは可能ですが、過去のデータを 表示することはできません。
グラフの作成については、過去の統計情報(正常/異常/取得不可などの過去の監視項目のステータス情報)は保存されているため、稼働履歴のグラフのみ作成することが可能です。ネットワークマップの作成機能に対応し、自動的にマップを作成することができます。
各表示の設定はテキストエディタによって行います。基本的には情報収集の設定と連動しており、収集したい情報を設定することで自動的にその項目が表 示されるようになります。情報収集設定で親ホストやグループ設定を行なうことで、表示順序やグループ化などをカスタマイズ可能です。
表示機能 | 表示方法 | Webブラウザ |
---|---|---|
障害発生有無の一覧表示 | ○ | |
障害履歴の表示 | ○ | |
最新データの表示 | ○ | |
過去のデータの表示 | × | |
グラフ作成機能 | △ | |
複数グラフの一覧表示機能 | × | |
マップ作成機能 | ○ | |
設定方法 | 設定方法 | テキストエディタ |
設定の容易さ | × |
表示機能 | 表示方法 | Webブラウザ |
---|---|---|
障害発生有無の一覧表示 | ○ | |
障害履歴の表示 | × | |
最新データの表示 | ○ | |
過去のデータの表示 | × | |
グラフ作成機能 | ○ | |
複数グラフの一覧表示機能 | ○ | |
マップ作成機能 | × | |
設定方法 | 設定方法 | テキストエディタ |
設定の容易さ | △ |
Hobbit
HobbitはWebブラウザを用いて表示を行ないます。障害表示機能は一覧表示のみに対応し、過去の履歴を表示することはできません。これは、 Hobbitは収集したデータをRRDToolに保存し、RRDToolは取得したデータをグラフ用に加工して保存しているためです。
同様の理由から、最新のデータを表示することは可能ですが、過去のデータを表示することはできません。グラフ作成、複数グラフの一覧表示に対応しています。ネットワークマップ作成には対応していません。
各表示の設定はテキストエディタによって行ないます。情報収集設定を行なうことによって基本的な項目は自動的に表示されるようになります。グループ やサブページの設定を行うことで、表示順序やグループ化、サブページの作成などのカスタマイズを行なうことができます。
グラフはあらかじめ設定を行う必要があり、表示数や期間などを個別にカスタマイズすることが可能です。